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(回答先: somethingさんへ:正しいのは貴方です。絶対支持!人間、学校に行った行かないじゃあ、ない。教養は独学が筋。 投稿者 フレンズ 日時 2003 年 7 月 22 日 18:20:38)
もしかするとお気づきかも知れませんが、下のスレッドの私(マドオンナ)は実は以前ラブ&缶ピースと名乗っていた者です。
私は高校中退(米、公立で当時女子を受け入れるようになったばかりの多種工科職業訓練高ですが、レベルは高くMITなどに進学する学生が多い。自分は機械科専攻・・・専攻科目自体は落第していませんが、その他の数学、英語、物理、化学、社会などはことごとく落第)で卒業証書は小学校(日本、地方公立)までしかもっていないと書きましたが(それに嘘偽りはありませんが)、実はアメリカのコミュニティカレッジにもしばらく通っていたことがあります(音楽系と体育系の授業を数ヶ月くらいしか受けていませんが)。また、その後日本のインターナショナルハイスクールで聴講生をしていたこともあります。裁縫の専門学校に行っていたことも少し・・・。
コミュニティカレッジでは、SATなどの試験はいらなかったのですが、高卒である必要はあったので、高校卒業程度試験は受けました。その後、何故か友人は日本でもアメリカでも名門大学に行っている人ばかりだったので、その頃(10代後半)からふらふらとフーテン生活をはじめ、西海岸のスタンフォード、ブリティッシュコロンビア、リード、OSU、PSD,UofOetcなどを転々と訪問して、大学寮に転がり込んで友人らと寝泊りしたり(エール、MIT、ボストン、ニューヨークの有名音大などに行った友人もいましたが、西海岸以外の大学に遊びに行ったことはありません)。日本でも慶大、早大、東大、青学、フェリス、ソフィア、東経、成城、武蔵野美、武蔵野音、中央、明治、法政、一ツ橋(などは東京ですが、その他にも地方の大学いろいろ)など、別段私自身は好奇心旺盛というだけで大したお嬢というわけでもないのですが、そっちに行った友人知人が多くそういった大学のサークルに入ってキャンパスを闊歩し、友人の仲介でたまに授業も覗く幽霊学生(笑)をやっていたこともあります。トランスファーで大学ジプシーをやっていた人は結構いるかと思いますが、無入学でやっている人はあまりいないかも知れません。勿論、学歴詐称をしたこともないし、ちょっとキワドかった時はありましたが法的にも問題なく、見咎められたこともありませんでした。
今でも、時々機会があると大学の授業を覗きに行くことがあります。また、夫とゲリラ講師をしたりも(勿論、ちゃんとした仲介を経ていますが・・・)。
でも、遊びに行っていただけで、講義も面白そうなのをふむふむと聴いていたくらいで、まともに勉強なんてしたことはありません。
単にそういう大学に行っている友人が多かったことと、色んなキャンパスの雰囲気や学食が好きでやってみたかったサークル活動に誘われたりしたことなどがきっかけだったという訳です。
仕事は喫茶店や飲み屋でバイトをしたり、翻訳の助手をしたり、占い師をしたり短期バイトで通訳をしたり、ちょこっとOLをしたり、ファッションモデルをしたり、クラブホステスをしたりしていましたが、友人がまだ大学に通っている頃子供ができたのでサラリーマンと結婚し、安アパートで地味に主婦を3年続けた後今の夫に出会い、ああこの人も私と同じ宇宙的フーテンの血が流れている!と直観し、「一緒にホームレスで生きようね」と告白して(といってもこれまで一応住む所は確保していますが)まだ彼とは手も握ってないうちに前の夫と離婚して1年後に子連れで再婚(夫は初婚)したのでした(そして再婚した直後2人目を妊娠)。あとは一緒に物書きをしたりライブしたり、短期バイトや適当な請負仕事を時々しながら10年以上なんとか食ってきているという訳です。
とまあ、適当に書き連ねてきましたが、要するに、私の人生は不可思議にも学歴を超えているというか、学歴を逆手にとった(または学歴以前の)「超学歴」または「カウンター学歴」で彩られていたようなものですが、一応これまで不便を覚えたこともなく、えーかげんではありますが、勉強はともかくいろいろとほっつき歩きながら学ぶことは豊富にあったかな、という意味では学習の充実もあったかもしれない、と・・・。
一応自分の親(特に母親)は世間一般の価値観とそう違わないものを持っていたのですが、父親が私が小学校を卒業するなり、英語も全く話せないのにアメリカに単身(それまでほとんど会ったこともなかった腹違いの兄や親戚を頼って)放り出したため、上のような一見無軌道な人生を歩む羽目になったのかも知れません。親戚に天才と呼ばれた人や、高学歴者、そしてヒッピーやシャーマンが多かったせいもあるのでしょう。
縁は異なもの、といいますか・・・。
まあ、縄文時代や、最近でもアメリカインディアン(私もその血の流れがあるが、私が学校教育からはみ出した遺伝子的な一因かも)などの非近代文明を生きてきたネイティブな人々には、学校もお金もない世界をしっかり生き抜いてきたわけですから、そういう生き方もありなんじゃないかと。
でも、こんな話をむやみにすると結構胡散臭く思われることも多いので、普段は至って常識的な普通の家族として振舞っていますので、ご安心を(って何をじゃ)。
つまり、そんなにアブナい雰囲気はないと思うんだけど、と言いたかったわけですが。
という訳で、自慢なのか与太なのか海のものとも山のものともつかないようなズレたお話しにお付き合いくださってありがとう(一応全部実話です)。