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(回答先: 移民が必要なのではなく、人の流入が歴史的必然ではないかと考えてます。 投稿者 Ddog 日時 2003 年 7 月 05 日 03:17:04)
昨日投稿に失敗し、原稿が消えてしまいました。改めて書き直させて頂きます。
外国人の流入は、必要であると主張してはおりません。誤解があったら訂正します。
外国人の流入は、必然的な歴史の流れではないだろうかと考えています。
一般に議論されている少死高齢化問題は、現在の日本人のだけを基に将来の日本の人口動態を推計されています。
日本の人口は厚生労働省の外郭団体 国立社会保障・人口問題研究所の推計で、2006年で増加はピークに達したあと、2050年に9230万人から1億60万人程度まで減少すると予測している。
第二次ベビーブーム世代が65歳以上となり、しかもそのうち3500万人が65歳以上の高齢者が占めると予想されている。
2000年の人口ピラミッドでは第1次ベビーブーム世代が50歳代の前半、第2次ベビーブーム世代が20歳代後半にあるが、2025年に第1次ベビーブーム世代は70歳代の後半、第2次ベビーブーム世代は50歳代前半となる。2025年頃までの人口高齢化は第1次ベビーブーム世代を中心とするものである。
2050年頃の高齢化水準の高まりは第2次ベビーブーム世代が高齢者となることによって起きるとともに、出生率低迷の影響を受け、世代毎に人口規模が縮小することを反映する姿となっている。日本の人口ピラミッドは、戦前の富士山型から近年の釣鐘型を経て、将来、ツボ型へと姿を変えることになる。
生産年齢人口に対する年少人口と老年人口の相対的な大きさを比較し、生産年齢人口の扶養負担の程度をあらわすための指標として従属人口指数がある。
老年従属人口指数(老年人口を生産年齢人口で除した値)は、現在の26%(働き手3.9人で老人1人を扶養)から2030年代には50%台に(2人で1人を扶養)に上昇し、2050年には67%(1.5人で1人を扶養)となるものと予測される。
{以上の部分 国立社会保障・人口問題研究所 2002年人口動態調査記事のを参考}
外国人の統計は特殊人口動態調査で把握しようとしているが、140万人から260万人という推計数字がある。しかし、なかなか実態を把握できていないようだ。
20年前頃より、戦前より定住化していた朝鮮半島中国台湾人以外に、フィリピン・バングラディシュ、イラン・日系ブラジル人などの成人男子を見かけるようになった。現在は、アフリカ中近東など世界各国よりの滞在者は珍しくなく。その妻子をよく見かけ定住化が進展していることが覗われる。事実娘の通う小さな幼稚園にも、朝鮮半島系日本人とチリ人の子供が通っている。
年々合法非合法を含め、外国人は富を求め、日本に流入するのを止めることは難しくなりつつあると思う。定住化した外国人は、家族を作り、国内での人口増加部分も無視できなくなるようになると思う。そういった子女に教育を受けさせたり医療や福祉といった問題も増加していく事でしょう。
日本人(旧来の)の場合は、増加する外国人と反対に、日本人の高齢化や人口の減少で、やがて労働力人口の不足が懸念されるようになると思う。
現在のデフレ経済の進展で、失業対策を講じなければならないほど厳しい現在のような時代には実感できないと思う。しかし、やがて介護医療福祉分野あたりから労働力不足の問題が生じ始めるのではないだろうか?
その時に、一段と帰化手続きの障害を低くする政策がとられ、外国人元外国人に労働生産の担い手として積極的に課税納税させようと、国策を転換していくと予想しています。
もう一つ、今後2年から5年内で北朝鮮、5年から15年内に中華人民共和国の崩壊があると私自身は予想している。その時に日本へどれだけの難民が押し寄せるか想像できない。
(もっとも日本の政治経済も破綻していると思うが、日本人の賢明さに一縷の望みを持ちたい。)その時に日本は受け入れることになるでしょう。
歴史をひも解けば、大陸の呉王朝や、百済王朝が崩壊した時に大量の人間が日本列島に流入し現在の日本及び日本人を形成しているのである。
今後グローバル化の進展で、人と富の流動化が進み、新日本人が形成されていくであろう。「そのことに対する覚悟と、国家戦略を国家百年の計として、今のうちから整えておいた方がいいのではないだろうか?」というのが私の歴史観と主張です。