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参考までに
http://www.asyura.com/0306/dispute11/msg/753.html
投稿者 通りすがり 日時 2003 年 7 月 02 日 10:13:16:

(回答先: Re: ゴミと言うのもどうかなあ 投稿者 すみちゃん 日時 2003 年 7 月 01 日 21:16:01)

空耳より見つけました。

http://asyura.com/0306/bd27/msg/548.html
http://www.nagaitosiya.com/lecture/0156.htm

「西洋の歴史的なものさし」で見れば、
地母神または母系信仰が父権制に弾圧されてきたという事が
史実としてあると思われます。
特にここで特筆してあげておくべきなのはキリスト教と政治、
キリスト教が母系信仰と呼ばれる古くからの自然信仰の弾圧を
行っているという点でしょう。

ただ、一つ付け加えると、
これは西洋のものさしを借りてきた場合の話で、
日本がこれらの男女二元論的な考えに沿って
物を考えたりし始めたのはいつごろなのかを探っていかないと、
「西洋の論理ではこういわれているが日本にこれを当てはめて考えると…」というところで、
また「西洋=男性的」「東洋=女性的」みたいなカテゴリになって問題がなにかを
考える足がかりになるとは思えません。

また日本人が考える「自然」と西洋人が考える「自然」のありようが
実は違うという事も「株式日記」というページで紹介されているのを読みました。


げんに江戸の文学など見ていきますと、
きっと厳格なキリスト教徒からは考えられないような
セクシュアルな百花繚乱が見られます(笑)。
改めて「東海道中膝栗毛」(弥次さん喜多さん)をお読みになればわかります。

また厳格であるはずのキリスト教徒も近年では
子どもの男の子に手を出して教会を追放される
といった醜聞も数多く聞きます。
(これまで出てこなかっただけだったのかもと考えるとこうした
性的虐待がどれだけの数に上るのかを想像するだに恐ろしい事です)


また、ジェンダー(社会的性役割)男性が当事者として
「男性が優位でない」という主張には
素直に納得しかねるものがあります。

理由は、日本でも現在まで続く律令制と家父長性を下敷きにした制度では
男性の方が社会的に優位な立場にいる事が出来るからです。
(当の男性にとっては重荷になっている部分もあるやも知れませんが)
いまでこそようやく起業する女性が銀行からお金を借りられるようにも
なってきましたが、これが一昔前であれば目も当てられない状態であった
ことは言うまでもありません。マンションや家を買うのもそうでしょう。
男性が職場で暗に結婚退職を迫られる事はありません。

男女雇用機械均等法や、男女共生参画法案が
日本では「わざわざ」法案として通らざるを得なかったのは、
これらの法案が過渡的に採択されなければ、
女性の社会的立場が不利な位置にあった時代の
社会全体の問題が改善しなかったからです。
ジェンダーフリーについても、問題もあるとは思いますが、
私達が個性と性差について考えるきっかけになるかもしれません。


イラク「侵略」戦争前に
アメリカのフェミニストたちと上野千鶴子女史が論争になり
「イラク進軍に賛成する」というアメリカのフェミニストに
上野千鶴子が絶望したという話を池澤夏樹氏のコラムで目にしました。

これを読んでいて「父権制を女性が支えている」というような話ではなくて、
国家そのものがメディアを中心とした全体主義に陥るとき
どれだけ個人というものに対して暴力的かという事を
改めて問わないといけない問題だ、と個人的には感じました。

アメリカは当時メディアコントロールがされてしまっていて、
9.11以来イスラム原理主義テロ組織が自分たちの脅威である
というプロパガンダが続いていました。

戦前の日本のように行かせたくなくても大事な人を戦地に
送らなければならないという風に社会の風潮がなっていたということです。
それを「父権制を女性が支えている」という言葉に落しこむのは、
女性に対する不当な責任転嫁ではないかと思います。

第二次世界大戦でよろこび勇んで出征する夫や息子や兄弟を
女性達が見送ったとお思いですか。
大正期の女性運動は、戦時体制に利用されたのではないですか?
自衛隊のインド洋への後方支援派遣に気を揉んでおられた家族の方も
たくさんいるはずです。
アメリカでは貧困層の男性やシングルマザーが
お金や永住圏がないためにイラク戦に参加せざるを
得ない状況だったという背景もあります。
そうした側面を是非ご一考ください。


原人さんがお書きになっているように、
女性のほとんどは力で男性に勝つことが出来ません。
(女子一流スポーツ選手なら、一般男性を上回る力を持つ事もあると思いますが)
これは生物学的に、ホルモンや骨格、体型の優劣を考えずに
論じる問題ではないと思います。
またどこかで書かれていましたように、男女ともにどちらの性のホルモンも
体内に持ち合わせています。
ホルモンだけが人間の個体の個性に特徴を影響を及ぼすもの
と考えるのも極論だと思います。

そうした部分の根拠を加味せず「女性の協力があったから」
父権制が存続してきたのだといいきってしまうのは
女性からの抵抗必死です。

女性が妊娠する事、命をはぐくむ存在であるということを
「母性の幻想」と結びつけて語る事は
個々人の自由としては構わないと思いますが、
それを議論の下敷きに引いてしまうと
「父性」と「母性」の科学神話
「男性」「女性」の科学神話を補完するだけで、
いつまでたっても男女2元論的な話から脱却できないと感じます。
これと同様に「父権制」「母権制」といった議論も同じです。
それがそのようにして考えられてきた根拠、支えられてきた考え方の根底に
何であったのかを調べていかないと解体すら出来ません。


もう少し個々の問題と
生物学的性別と社会的性役割(ジェンダー)などの問題と
「政治」を切り離して論じた方がよいと感じました。

以上です。

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