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(回答先: 日曜日なのにありがとうございます。 投稿者 力なき市民 日時 2003 年 6 月 22 日 16:33:23)
力なき市民さん、丁重なレスありがとうございます。
>核を背景にしないと、これからも日本は米国に何も言えない外交が永遠に続くので
>しょうか?
>話は違いますが、私は今日のサンデープロジェクトを見ていて、田中康夫長野県知事
>の強者に対する戦い方や努力に涙が出そうになりました。
>あのような人が増えれば日本も変われると、私は思いました。
>あの人から日本は変われるのではないかと、本気で思えます。
>それと同じ努力では米国に通用しないのでしょうか?
米国の政権スタッフは知性や理論を拠り所にしているので議論は好きなはずです。
逆に、要求を呑ませるのは楽だとは思うでしょうが、自国の利益をきちんと主張しない相手は軽蔑の対象でしょう。
要求を呑んでも、損を承知で受け入れたという印象を与えることができれば状況は変わってきます。
彼らは自己の主張を正当化する議論の技に長けているので、相手の不当な要求を退けたり日本が有利になる主張を呑ませるのは至難の技だとは思っています。
(主張の正当性が危うくなれば、その補強のための謀略も辞さない人たちです)
田中康夫さんは受ける雰囲気と違ってタフで剛直な人で、石原慎太郎さんよりも強く実行力がある人だと思っています。
(眉をひそめる人も多いはずの“少女趣味”的見せ方も、わかった上での意図的なものかもしれません)
与える印象が様々な田中康夫さんが出てくれば、日本が変わると思っています。
日本の核武装は、米国政権スタッフと堂々と渡り合えるようになってからのほうがいいと思っています。(日本に有利なことを米国に呑ませられるくらいの..)
そうでないと、戦前のように、交渉が不利になったら、なんとか納得させようと努力しないで軍事力をあてにして中途半端なかたちでケツをまくってしまう心配があるからです。
抑止力で戦争にはならないとしても、ケツをまくることで米国の言うことを受け入れていたほうがよかったと思う結末を迎えるのでは抑止力を持っている意味はありません。