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(回答先: どこが鋭い? 投稿者 Ddog 日時 2003 年 6 月 15 日 01:33:20)
> 開戦については、近代法治国家として、昭和天皇は承認する以外なかった。それに比べ、終戦は決断を
> 昭和天皇に委ねた事になっている。もし昭和天皇 が自分の生命を危機にさらすことを厭わない、ご聖断
> をしなければ、いまの日本はいったいどうなっていたことやら。
ご都合主義の典型。
もし、昭和天皇が身を挺して日米開戦に抵抗していたら、と想定することもできる。
それ以前にも以後も、戦局について論評や影響力の行使をしていたのだから。
> 原爆水爆でジェノサイトされ、国土は、放射能で荒廃していたかもしれない。
天皇が、もう一度戦果を挙げてからとか何とか駄々をこねたおかげで、2発も食らってしまったでは
ないか。
> もし、1945年日本は共和制で小泉純一郎大統領、竹中平蔵国防大臣だたら、日本はなにも決断できず、
> 日本は滅びていたでしょう。
特殊な仮定を持ち込んでも、天皇がいたから日本は滅びずに済んだといった主張の論証に全くならない。
そもそも、敗戦でいったん滅んだという自覚がないとは、お気楽に過ぎる。
その後、日本が曲がりなりにも復興できたのは、米国の対共産圏戦略の中での偶然(自分の意図できない
条件)に因るところが大きい。
> 昭和天皇の終戦のご聖断を感謝していないのは、歴史的決断に関心がないか無知なだけです。
狂信的なファンでもない限り、感謝するのはカナーリ無理がある。