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(回答先: Re: ホツマツタエはどう?古事記や日本書記は蘇我氏等の豪族の都合で歴史を婉曲か? 投稿者 研究しる 日時 2003 年 6 月 14 日 01:39:14)
○また『ホツマツタヱ』は東北を聖地として重視していますが、日本最古の史書とされる記紀において東北はほとんど無視されているそうですから、三内丸山遺跡など、東北から出土する縄文遺構と日本の国家成立との関連を窺うことが出来ません。この点『ホツマツタヱ』は優位です。
(遺跡から窺われる古代人の東北観についてはこちらをご覧ください)。
○上記と関連して、『ホツマツタヱ』の一般化を阻んだ理由として考えられるのはつぎです。
大和朝廷は、中国大陸や朝鮮半島より渡来民を多く迎え入れ、発展を成し遂げてゆきます。
反面朝廷は、先住民の多く住む東北を、蝦夷の住む土地として忌み嫌うようになってゆきます。
こうした事情から、東北に正統をおくこうした文献は、邪魔になったのだろうということです。
http://simasiba.hp.infoseek.co.jp/hotuma-ni-tuite.htm