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(回答先: 大衆熱望型ファシズムは1930年代にあったが、今はもっとゆっくり慎重に 投稿者 スパルタクス 日時 2003 年 6 月 09 日 11:53:16)
中曽根も産経も戦前返りを目指しているように見えても、実際に目指しているのは”普通の国”のタカ派ネオコンであって、ファシズムではない。それは過去の中曽根の発言を見て、必ずしも一貫したタカ派であった訳ではない点を見ても明らかでしょう。事実上、プラトンの「共和国」のような支配となっても、帝政下においても、改憲・教育基本法改正、徴兵制すら復活しても、筑紫哲也・久米宏が降板になっても、民主主義的形態はテコでも変えるつもりはないと思います。それをやると、彼等自身が利権を侵害されるような事につながり始め困る事になってくると思います。せっかくここまで民主主義のまま国民を右傾化させたのに、支配層自らそれを台無しにはできない。企業さえうまくいけば、民主主義で十分。今で十分リストラや対北強硬策などやりたい事ができてる。非合法はかえってまずい。ナチスのような運動が暴力的手段で政権を取る。そんなものは決して支配層は認めない。そんな動きが出れば、必ず日頃の「民主主義は欧米から来た考え、日本には合わない」という意見を撤回して、「議会制民主主義を守れ」たとえ支配層の意見が一致しても、今の自公連立で十分だ。