★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 議論11 > 106.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
何のための戦争
http://www.asyura.com/0306/dispute11/msg/106.html
投稿者 凡拈洌舗宛゙ 日時 2003 年 5 月 30 日 10:43:46:

 このサイトでの「イラク戦争」を巡る議論は、「合作説」を含め、急速に沈静化しているようですが、小生には、今以って、米国のイラク戦争の真の意図が良く分かりません。
 大量破壊兵器がないのは明白です。となると「ダブヤパパの怨念晴らし」か「石油利権」か「中東諸国の”米国流”の”強権を以っての民主化”」か、「キリスト教原理主義に基づく宗教的行為」か。しかし、「石油利権」については、ルモンドディプロマティック(電子版)にも「イラクの石油利権を米国が握ることは、石油メジャーの収益増にはマイナスだ」という分析が出ています。そもそも、ハーケンエナジーなど、ブッシュ一族が関係してきた石油企業は、セブンシスターズのような、メジャー系でなく、アーマンドハマーのオクシデンタル石油を代表格とする「独立系(インデペンデント系)」とのつながりしかなく、BPやエクソン、ロイヤル・ダッチ・シェルなどには、ほとんど「利権のつながり」もないようです。となると、「フセイン憎し」にダブヤ特有の宗教的信念がからんだ「私的怨念」戦争なのでしょうか。なにやら、近世以前の「バラ戦争」や「百年戦争」の時代に戻ったような気がします。こんな訳の分からない戦争を認め、多額の戦争出費を認める米国も、「中世社会」なのでしょうか。
 ネオコンの「中東ドミノ民主化」の方が動機としては、説得力がありますが、ダブヤは当面、次の大統領選挙に向けた経済政策の方に注力しそうですので、ラムジーやウォルフォビッツがいくらわめいても、中々、「次はイラン」とはいかないでしょう。それに、イラクでの「親米政権」の樹立ですら、米国には”かなりの重荷”でしょう。
 となると、「何のための戦争」だったのか。ボキャ賓(もう死語ですかね)の大統領ゆえ、説明不足という面もあるでしょうが、ひょっとして「ダブヤ自身も、何のために戦争をしたのか」が、自分自身でも良く分かっていなかったのかも知れません。
 現代国家でこういうことがまかり通るとは信じられませんが、米国の9.11以降の”変質”はこれまた信じ難いもののようですので、こういうことも「あり」なのかも知れません。皆さんの論究をご投稿下さい。

 次へ  前へ

議論11掲示板へ



フォローアップ:

全★阿修羅♪=
 

 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。