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(回答先: 「天皇教」＝「鰯の頭信仰の一形態」と説く、筋金入り反日本＝ヘビー級キリスト教者、山本七平に弟子入りしたDdog氏 投稿者 脳みそ量が鰯程度の人 日時 2003 年 7 月 11 日 01:40:12)
山本七平先生への勝手弟子入りは、学生時代「日本資本主義の精神」昭和54年光文社刊を読んでからで、かれこれ、20年近くになる。優秀な弟子ではないが、山本学の信者であることは自認している。
山本七平氏は、確かに熱心なキリスト教信者ではあるが、日本教なるものを発見した。
彼は、生涯日本人とは何か、日本人とは、と研究し続けた。それは、彼自身の信仰を高める為でもあると、私は感じている。仏教でも、キリスト教でも、日本に入り込み消化される過程で、すべて日本教に変質していくのである。彼自身その変質したキリスト教が、なぜ変質するのか、変質した日本教キリスト派と、日本教仏教派を研究することが自分の信仰の現われであると、考えていたと理解している。
彼の著作日本教徒角川文庫刊 で、最初の日本教徒として、ハビヤン 不干斎巴鼻庵の思想生涯が書かれている。彼は1６世紀末、宣教師達への日本学教科書として、ハビヤン版平家物語を書き、日本語版のイソップ物語の編集に携わった人物である。彼は、19歳で禅宗に入門し、（僧名雲居？）その後２０代でキリスト教信者となり、１６０３年伝道書「妙貞問答」を著したが、林羅山 林信澄 と論争後１５年して、反キリスト書「排耶蘇」を表す。彼の、禅宗→キリシタン→儒学者 との思想遍歴を紹介し日本教なるものを時解き明かす作業をしている。
もう一人、「日本資本主義の精神」などで、元三河武士で出家した石田正三を紹介している。彼も、「破吉利支丹」を著す反キリストの傑出した僧侶である。
「農業即仏業也」と説き、資本主義精神に程遠い仏教からなぜ、日本に資本主義精神の芽生えていったかを、日本教なる精神が、仏教にどう影響を及ぼしたかを究明しながら論じた。
この二人に光を当てたのが山本七平氏である。彼がキリスト教原理主義者もしくは、反日本＝ヘビー級キリスト教者であるならば、はたしてこのような探求をしたであろうか？
彼は、推測だが、日本教キリスト派であることを自認していたのではなかろうか？
認めた文章は見たことはないが、私より熱心なお弟子さんがいたらこの疑問是非ご教示いただきたい。もしかしたら、まだ読んでいない、「静かなる小さき声」に記述されているかもしれない。
いずれにせよ、山本七平氏が筋金入り反日本＝ヘビー級キリスト教者、とは新説ですね。それでは、山本七平読者連絡会 http://www.asahi-net.or.jp/~fc4t-skri/ でも開いて、リンクもいろいろ開いて、どこにも載ってないことを確認し。それが新説だとわかれば、事務局fc4t-skri@asahi-net.or.jpに、新説発見のご報告をされれば喜びますよ。
もし、すでに論文が出回っているのなら、弟子として、是非研究したいので、投稿して下さい。お願いします。
ただ、阿修羅サイトのものは、ほとんど読んでいますので結構です。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。