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(回答先: 国賊小泉は日本の完全アメリカ化の陰謀を推進する。しかし、そのアメリカは今、究極の全体主義奴隷制国家へと変形させられつつあるのではないか。 [週刊日本新聞] 投稿者 乃依 日時 2003 年 7 月 31 日 20:45:23)
日本民族全体をがんじがらめに縛り上げて居る無数の禁忌(タブー)
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
投稿 平成15年08月01日00時29分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)七月三十一日(木)
(第六百五十五回)
○「週刊日本新聞」二九八号(15.8.4)、二、三頁。
○ここに、「宇宙戦略放送」一四三八号、「現代日本人が、エイズは、
人類大量殺戮兵器として米国政府によって作られ使用されつつあると
言うこの説を黙殺する理由」、
を発表した。
○その「理由」は、現代日本人の意識をがんじがらめに縛り上げて居る
無数の「禁忌(タブー)」である。
○「タブー」と言うことばは、もともと、ポリネシア原住民に由来する。
禁忌、の意味。
○文化人類学上の用語として採り入れられ、それから、西洋語の中に
入り込んだ。日本語の文脈にも入って来た。
○タブーをタブーたらしめて居る決定的要因は、
それを犯す者には、必らず、社会的制裁を加えられる、又は神罰天罰
が加えられる、と言うきまり、であろう。
○それでは、タブーを犯すことは不可能ではないのか。
○ヴィクター・ソーンの「バベル・マガジン」第五十九号、教授X(エックス)
の「アウトロー」についての短い論文は、まさに、そこのところを
突いて居る。
○アウトロー、と言う英語には、
(1)無法者、悪漢、
(2)治外放置者、法律上の保護を奪われた人、
と、二つの意味が、辞書には与えられて居る。
○しかし、
(3)法の外に出る者、法律には縛られない者、
と言う意味もあるだろう。
○(3)項の意味のアウトローだけが、タブーを敢えて打ち破ること
が出来る。
○「タブー」は、しかし、法律上の禁令、
のようなものとは違う。
○「法律」よりも、もっと根源的、根本的な禁止条項。
○或いは、一種の心理的精神的な、枠組、土俵、かこい、のようなもの、
であろう。
○それは、「イデオロギー」と似て居るが、全く同じでもない。
○民族全体を拘束して居るタブーを疑い、それに挑戦し、それを打破
せんとする者は、全民族のうちのただ一人、かも知れない。
○西洋史上では、ソクラテスは、そのような人物であったろう。
○この問題はきわめて重要であり、また、今の状況で日本民族がもはや
避けて通ることの出来ない種類の問題である。
(了)