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http://www.asahi.com/science/update/0728/001.html
最初はゼリーのように軟らかいのに、かんでいるうちにクラッカーみたいな歯ごたえに――そんな未知の食感も再現できる「食感シミュレーター」を、筑波大の岩田洋夫教授(メディア工学)らが試作した。画像、音、触感などの再現装置はあるが、食感はあまり研究されていない。実用化されれば、食品開発などに役立ちそうだ。
試作品は、金属製の棒を組み合わせたふいご状の先端部、かむ力を検出する圧力センサー、棒を駆動するモーター、イヤホンなどで構成される。先端部を口に入れて金属棒をくわえると、かむ力に応じて棒の抵抗の度合いが変わり、さまざまな歯ごたえが再現される。
現在、クラッカーやグミキャンデーなどの歯ごたえプログラムを入力している。かみ切ったときの「サクッ」という音を出したり、本物の食品と似た味を作る物質を舌の上に放出したりすることもできる。プログラム次第で実際には存在しない「食べ物」の食感を再現することも可能だ。
岩田教授は「まだ改良が必要だが、かむ力が低下した高齢者のトレーニングや、『食べる』をテーマにしたゲームに応用することも考えられる」と話す。 (07/28 07:04)