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<謎の巨大物体>チリの海岸に漂着 長さ12mのゼラチン質
【ワシントン斗ケ沢秀俊】チリ南部の太平洋岸に長さ約12メートルのゼラチン質の物体が漂着し、欧米の研究機関がその正体の特定に乗り出した。
ロイター通信などによると、物体は6月24日、サンディエゴの南約1000キロにあるプエルトモントの海岸で発見された。灰色で、ぶよぶよしているという。チリ鯨類保護センターの専門家らは米仏伊の研究機関に協力を依頼し、近く物体の一部を送付する。
同海岸周辺では、漁民らの間で言い伝えられている謎の巨大海洋生物かと、うわさされている。欧州の研究者からは、1896年に米フロリダ州で死がいの一部が見つかり、大ダコを意味する「オクトパス・ギガンテウス」と命名された生物ではないかとの見方が出ている。「クジラの体から分離した脂肪」との見解もあり、正体の判明はDNA分析の結果待ちになりそうだ。(毎日新聞)
[7月5日11時41分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030705-00001034-mai-soci