現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ27 > 385.html ★阿修羅♪ |
|
待望のセリーヌ発禁本
「虫けらどもをひねりつぶせ」の
邦訳が遂に上梓された。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
投稿 平成15年06月15日23時13分
更新 平成15年06月16日23時16分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)六月十五日(日)
(第六百九回)
○L・F・セリーヌ著、片山正樹訳
虫けらどもをひねりつぶせ
国書刊行会
平成十五年五月二十七日刊
○待望久しいセリーヌのこの本の邦訳が遂に、刊行される。
○このセリーヌのフランス語原本著作は、一九三七年、パリで出版。
○徹底的な反ユダヤの書。
○従って、第二次世界大戦の終結後、この本が発行禁止処分、と
成ったのはもちろんのこと、著者のL・F・セリーヌ本人も間が悪
ければ、ナチスドイツ協力者として、死刑、にされるところで
あった。
○セリーヌは、敗戦直後、デンマークに亡命。
デンマーク政府が、フランス政府のセリーヌ引渡し要求を拒否
したおかげで、生き延びた。
○しかし、現在に至るまで、フランス国内では、発禁のまま。
但し、海賊版はフランスで読まれて居ると聞く。
○多分、英訳本はないだろう。
○ナチス・ドイツ時代に、ドイツ語訳は出て居るが、もちろん、戦後は
発禁。
○と言うわけで、今回の邦訳本が、世界でただ一種、合法的に出版
されるセリーヌの「虫けら....」、と成るわけだ。
○邦訳本、八十一頁に、タルムードの引用。
曰く。
凄惨な世界戦争で地上の人間の四分の三が死に絶え、その後、
すべての民はイスラエルの玉座に鎖でつながれるだろう。財宝の
鍵を手にするには、驢馬三百頭を必要とするだろう。
−タルムード−
○この引用文は、わりと有名だ。
財宝の鍵と、驢馬三百頭とは、ちょっと分からない。
○これは、宝物を入れた箱の鍵のこと。
その鍵だけでも、驢馬三百頭分、と言うのであろう。
○国書刊行会のセリーヌ著作集は全十五巻。この「虫けら」で完結。
○「虫けら」の邦訳が中中、出ないので、反ユダヤ本タブーで、結局、
出版は不可能か、と疑ったが、いずれもにしてもありがたい。
○「虫けらどもをひねりつぶせ」は、
Bagatelles pour un massacre
と言うフランス語の訳文。
○この表題は、二通りに解釈出来る。
(1)ユダヤと言う虫けらどもをひねりつぶせ。
(2)ユダヤの側が、ゴイム、非ユダヤ人たる我々(ここではアーリア
系フランス人フランス原住民)をひねりつぶせ、と言う。
○いずれにしても、この本は、シオニスト・ユダヤと戦う日本民族
有志にとって必読書の一冊であろう。
(了)