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(回答先: 医療観察法案を強行採決 参院法務委 [産経新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 6 月 03 日 22:23:24)
心神喪失者処遇法案、参院法務委で強行採決
http://www.asahi.com/politics/update/0603/005.html
重大な犯罪を起こしたが、心神喪失などで刑事責任が問えない精神障害者に裁判所が治療を命令できる「心神喪失者処遇法案」が3日、参院法務委員会で与党3党の強行採決で可決した。法案は昨年の通常国会で政府が衆院に提出したが、医療・法律関係者や精神障害者の間には「長期入院につながりかねない」など懸念が強く、3会期にまたがり国会審議が続いていた。
参院本会議で近く可決されるが、参院の審議で文言が一部修正されており、衆院で再議決を経た上で今国会で成立する。この日は「審議は尽くした」とする与党が採決を求める動議を出し、さらに審議を求める野党を押し切った。
法案は、殺人、放火などの重い犯罪行為を起こした人に責任能力がないか欠けている場合、裁判官と医師が合議したうえで治療の必要性があると判断すれば、裁判所は入院・通院を命令できる。その場合は、国公立を中心とする専門治療施設に入り、退院の是非や、通院などの治療開始・終了も、裁判所の合議体が決定する。
現在は、都道府県知事の行政処分として「措置入院」の制度があるが、医師だけの判断で入退院などを決めていることから「司法の関与が必要だ」という声があった。一方、今回の法案による新制度では、入院期間に上限はなく、「社会防衛を理由に精神障害者が長期間、入院させられるのではないか」などの懸念もある。
今国会の審議では、木村義雄・厚労副大臣ら法案推進派の与党議員に対し、私立精神病院の経営者らでつくる「日本精神科病院協会」の政治団体が多額の献金をしていたことが発覚。「法案が金で動いている」と野党が批判していた。このため衆院で賛成した自由党は参院では反対に回った。 (06/03 16:55)
心神喪失者医療観察法案、参院委で可決
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20030603ia23.htm
殺人など重大犯罪を犯した精神障害者を裁判官と精神科医の合議による審判で強制的に入院や通院させることができる心神喪失者医療観察法案は3日、参院法務委員会で一部修正のうえ、与党3党の賛成多数で可決された。
これで同法案は6日の本会議で可決され、衆院に回付されて今国会で成立する見通しだ。
同法案をめぐっては、野党側が「退院の要件が厳しく、長期の入院を強いる恐れがある」と指摘し、反対した。与党側は、質疑を打ち切り、採決を求める動議を提出、採決に踏み切った。
(2003/6/3/22:48 読売新聞 無断転載禁止)