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★阿修羅♪
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小泉純一郎首相とブッシュ米大統領の共同会見の要旨は次の通り。
大統領 日本政府は、フセイン政権は国際義務を果たさなければならないと米国と共に主張してくれた。自衛隊も人道・復興活動への後方支援をしてくれる。首相の指導力にお礼を申し上げたい。投資促進、企業再編、銀行改革など首相の日本経済活性化政策についても話し合った。首相の努力、改革を支持する。
ミサイル防衛における日米協力を強化し、加速することでも合意した。北朝鮮の核計画の脅威について首相と私は全く同じ見解だ。北朝鮮での核兵器の存在を許さない。脅迫に屈しない。核兵器計画の完全な検証可能な不可逆的な廃棄以外に、何も受け入れられない。北京での（米朝中）協議を少なくとも日本と韓国の参加まで拡大しなければならない。
外交的方法によって平和的解決がもたらされることを確信している。ただ、北朝鮮が状況をさらにエスカレートさせた場合、国際社会がより強硬な措置を講じなければならないと合意した。拉致された日本人の行方が完全に解明されるまでしっかり連帯すると首相に約束した。
首相 安保面での協力強化のため政府間の協議を一層推進することで一致した。ミサイル防衛は日本防衛の重要課題であり、今後検討を加速したい。沖縄の負担軽減の重要性でも一致した。
我々はテロや大量破壊兵器との戦いを断固たる決意で進める。イラクの問題でブッシュ大統領は大義のため困難で勇敢な決断を行った。私はこれを支持する。我々の決断は正しかった。安保理決議採択を歓迎する。
北朝鮮の核問題は世界への重大な挑戦だ。私たちは平和的に解決することで一致した。北朝鮮がさらに事態を悪化させれば一層厳しい対応が必要だ。違法行為の規制、取り締まりを日本も一層強化していく。北朝鮮も脅しや脅迫は一切、意味をなさないと理解しないといけない。日朝平壌宣言に基づく核、ミサイル、拉致などの包括的な解決はわが国にとって極めて重要だ。この解決なくして日朝国交正常化はありえない。拉致問題についての大統領の力強い支援に心から感謝する。
イラク周辺国に自衛隊の輸送機を（派遣し）人道支援に活用することは検討している。イラク復興支援での自衛隊派遣については、日本の国力としてイラク復興のためにできることを国内に帰ってよく検討したい。
［毎日新聞５月２４日］ ( 2003-05-24-14:31 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20030524k0000e010059000c.html
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。