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イスラエル:パレスチナと初の直接会談 エルサレム
【エルサレム樋口直樹】シャロン・イスラエル首相とアッバス・パレスチナ自治政府首相の初の直接会談が17日夜(日本時間18日未明)、エルサレムで行われる。05年のパレスチナ独立国家樹立を盛り込んだ米欧主導の「ロードマップ」(指針)について、治安問題などを理由に受け入れを留保しているイスラエルの対応が注目される。
双方の高官会議は01年9月にペレス外相(当時)とアラファト自治政府議長が会談して以来。米国などが交渉を拒否しているアラファト議長は今回の会談に出席しない。焦点はパレスチナ過激派とイスラエル軍の間で繰り返されている「暴力の応酬」にどのような処方せんを示すかだ。
シャロン首相は16日の閣議で「パレスチナ人に(占領政策の緩和などの)意思を示すべき時かどうか確信が持てない」とロードマップ受け入れに消極的な姿勢を改めて表明。17日にガザ地区で初めて閣議を開いたアッバス内閣は「ロードマップはイスラエルとパレスチナが共に働くための唯一の枠組みだ」(アムル情報相)と表明した。
一方、アッバス首相はエラカト交渉相から提出されていた辞表を受理。アラファト議長側近の辞任で、新内閣における内部対立の一端が浮き彫りになった。
[毎日新聞5月18日] ( 2003-05-18-00:20 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030518k0000m030068000c.html