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(回答先: 新和平案履行で協議、対立は解けず 日経NET 投稿者 小耳 日時 2003 年 5 月 18 日 12:05:26)
【エルサレム樋口直樹】18日午前6時(日本時間同日正午)ごろ、エルサレム北部のフレンチヒルで路線バスの中で自爆テロが起き、乗客7人が死亡、約20人が負傷した。エルサレムでは17日夜(日本時間18日未明)、シャロン・イスラエル首相とアッバス・パレスチナ自治政府首相の初会談が行われており、これに合わせたパレスチナ過激派によるテロとみられている。
イスラエルではこの自爆テロを含め、17日から18日にかけてヨルダン川西岸のヘブロンやエルサレムで3件の自爆テロが起き、路線バスでの死者を含めて計9人が犠牲になった。シャロン首相は18日に予定していた米国への出発を急きょ延期し、治安当局との協議に入った。
イスラエル・パレスチナ間のトップ級会談は、インティファーダ(対イスラエル抵抗闘争)が再燃する直前の00年9月以来約2年8カ月ぶり。約3時間に及んだ会談はアッバス首相が05年のパレスチナ国家樹立を盛り込んだ米欧主導の「ロードマップ」(指針)の受け入れを求めたが、シャロン首相はパレスチナ過激派の武装解除が先決だとの姿勢を崩さず、両者の溝は埋まらなかった。
しかし、シャロン首相の訪米後に再び話し合うことを確認。ブッシュ米大統領がシャロン首相を説得することへの期待感も高まっていた。テロによる訪米延期で和平の機運が再び遠のくことが懸念される。
イスラエル当局の調べによると、フレンチヒルの自爆テロ犯は、ユダヤ教徒が着ける帽子や祈とう衣を身に着け、ユダヤ教徒に変装してバスに爆弾を持ち込んだとみられている。
[毎日新聞5月19日] ( 2003-05-19-01:25 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030519k0000m030125000c.html