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[ベルリン 9日 ロイター] ドイツのシュレーダー首相は、米国主導のイラク戦争後の外交関係について、米国とフランスのどちらを取るかという選択はしないとの考えを示した。
イラク戦争に反対の立場を示したことで悪化した対米関係修復に努めるシュレーダー首相は、当地で行われた在独米国商工会議所100周年記念行事で「フランスとの友好関係と米国との友好関係、どちらを取るかという愚かな選択にドイツを直面させるべきではない」と述べた。
イラク戦争反対を主導したフランスのシラク大統領は、世界情勢の多極化は“避けられない”として、米国に対抗する強い欧州を育てる立場を見せている。
これに対し、シュレーダー首相は、冷戦後の世界秩序で一極化、多極化のいずれが望ましいかという議論は非生産的だとの見解を示した。
シュレーダー首相は来週、パウエル米国務長官と会談、今月下旬に主要国首脳会議が開かれるサンクトペテルブルクでブッシュ米大統領と予定している首脳会談について協議する見通し。