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(回答先: イラク:大量破壊兵器見つからず 米国内で批判高まる [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 5 月 02 日 21:32:26)
核計画は国連制裁で消滅 イラク人科学者が証言
アラブ世界初の核保有国となる野望を抱いていたフセイン・イラク大統領の核開発計画が1980年代以降のイスラエル軍の空爆や湾岸戦争で阻止され、挫折していく過程をイラクの科学者フセイン・アッタルバシ博士(60)が共同通信の取材でこのほど明らかにした。
博士の証言で、フセイン大統領は核武装計画を放棄しなかったが、最終的に国連の経済制裁が研究態勢を消滅させたことが分かった。
制裁による国家財政の破たんで機材不足や公務員の実質給与が激減。海外に逃げる者も多く、研究態勢の立て直しを図ったイラク政府は、従来の20倍近い給与を提示して研究者に復職を促した。しかし効果はなく、アッタルバシ博士が退職した96年ごろには、長年核開発に携わった研究者らが農業省や工業省などに出向させられ、核開発計画は自壊していった。(バグダッド共同)
(共同通信)[5月2日16時45分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030502-00000103-kyodo-int