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イラクのアジズ副首相が米軍に投降した時の状況が26日、潜伏先の近所の住民の話で分かった。副首相はフセイン政権崩壊後、バグダッドの高級住宅街にある長男の妻の両親宅に家族とともに避難したが、24日深夜、アタッシェケースを手に米軍の車に乗り込んだ。手錠はなかったという。
米軍は26日朝、同じ家に大型バスを差し向け、軍用車両で挟むようにして副首相の娘ら家族数人を別の場所に移動させた。行き先は不明。同宅には10人以上の関係者が残っており、涙を流しながらバスを見送った。
米NBCテレビによると、米軍は数日間、副首相と投降交渉を行った。
周辺住民によると、24日午後11時ごろ、副首相を乗せるための四輪駆動車とともに米軍の武装車両約10台が同宅付近に送られ、周辺道路を封鎖。米兵2人が家に入ると間もなく平服の副首相が門を出て、米兵とともに自ら車に乗り込んだ。車が発進すると2人の息子がそれぞれの車で後を追ったが、2人とも数時間後に帰宅したという。
避難先は長男の妻の実家で、副首相の実の娘の嫁ぎ先でもある。副首相の自宅は政権崩壊後、略奪にあって廃虚のような状態になっている。(共同)
http://www.sankei.co.jp/news/030426/0426kok119.htm