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(回答先: ロシア南部チェチェンで爆破テロ、30人死亡 投稿者 転載 日時 2003 年 5 月 12 日 21:27:39)
ロシア・チェチェン共和国北西部の都市ズナメンスコエで12日、連邦保安局の支部が入った行政庁舎の敷地に大型トラックが突入し、大きな爆発が起きた。インタファクス通信によれば、この爆発で市民や兵士ら少なくとも40人が死亡し、70人以上が負傷した。連邦保安局など治安当局は、チェチェン独立派の武装勢力による自爆テロとみて調べている。
ズナメンスコエは首都グロズヌイの北西約50キロ。チェチェン緊急事態省によれば、大型トラック1台が、警備隊の銃撃をかいくぐって行政庁舎が並ぶ地区に侵入。連邦保安局ビルの周りにあるコンクリートブロックに衝突した直後、トラックが爆発した。現場の地面に深さ2.5メートルの穴が空き、周辺の6棟が損壊した。トラックの荷台付近に強力な爆発物が仕掛けられていた模様だ。
チェチェンでは3月末、独立運動の封じ込めを狙った新憲法草案や大統領選挙などに関する住民投票が行われ、承認を受けたばかり。武装勢力側は反発を強め徹底抗戦の構えを示したとみられる。昨年12月にもグロズヌイの行政庁舎が車を使った同様の手口で爆破され、72人が死亡したテロ事件があった。
プーチン大統領は12日午後、保安担当者を交えた閣議を招集し、「チェチェンの政治的正常化を阻止しようとするテロ行為だ」と強く非難した。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20030512/K0012200708054.html