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金総書記ら追放目指す、米国防長官の機密メモ 米紙報道
21日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、ラムズフェルド米国防長官がブッシュ政権の主要メンバーに対し、中国と連携して、北朝鮮の金正日総書記ら指導部の追放を目指すべきだと提案する機密メモを配布したと報じた。
ブッシュ政権は、北朝鮮の核問題については外交による解決を求める立場を再三表明しており、23日から北京で開催される米中朝の3者協議での進展を期待している。北朝鮮の「政権転覆」が政権の検討課題に上ったのは初めて。イラクの政権転覆に成功したことを受け、北朝鮮に対しても強硬策で臨むべきだとする政権内タカ派の意見が強まる可能性も出てきた。
メモは国務省中心の対話路線に反対する政権内のメンバーによって起草された。ラムズフェルド氏は、指導部追放の方法について、軍事ではなく外交的圧力によるべきだとの考えを示しているという。ただ、メモはチェイニー副大統領らを含む政権高官の議論のために用意されたもので、長官の見解ではない可能性もあるという。政権内にも難民流入などを恐れる中国が同意する可能性は極めて低いとして提言を疑問視する意見もある。米国防総省のクラーク報道官は同紙に対し、「国防長官は大統領の北朝鮮に対する外交戦略を完全に支持している」と述べ、現段階で政策転換を求めるものではないと説明した。 (04/21 13:28)
http://www.asahi.com/international/update/0421/006.html