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イラクの社会基盤復興事業、米ベクテル社が受注候補
2003.04.18
Web posted at: 06:17 JST
- CNN
ニューヨーク(CNN/マネー) 米国務省は、イラクの社会基盤を復興する事業の発注先として米エンジニアリング大手ベクテルに発注することを検討している。事業は総工費6億8000万ドル(810億円)に上る可能性がある巨額のもの。国務省が17日明らかにした。
ベクテルはサンフランシスコが本拠があり、役員にはシュルツ元国務長官もいる。ベクテルが受注すれば、電力網や上下水道など「イラクの社会基盤の重要な部分」の復興を受け持つ予定だ。
この事業の工費は3460万ドル(41億円)だが、連邦政府との間の契約では「連邦議会の承認があり、利用可能であれば」最高6億8000万ドルまで予算措置されるといい、イラク復興事業の初期の発注分としては飛び抜けて規模が大きい。
国務省の下部組織である米国際開発庁(USAID)は「イラクの社会基盤の復興は、イラクの経済を強化し、必要な公共サービスをイラク国民に届けるという米国の政策の中で優先度が高いものだ」としている。
http://www.cnn.co.jp/top/K2003041800116.html