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(回答先: イラク戦争： 市民は蚊帳の外 暫定政権初会合に不信訴え［毎日］ 投稿者 ピースゲーム 日時 2003 年 4 月 15 日 23:35:29)
フセイン政権崩壊後の暫定統治機構作りを目指し、米国の主導で集められた国内外の反フセイン勢力各派は１５日、イラク南部ナーシリヤ近郊ウルで初の会合を開き、閉会後、「民主連邦制」を目指すことなど１３項目の声明を発表した。だが、米国主導に反発し、イスラム教シーア派有力組織が会合をボイコットしたほか、シーア派の地元民衆が大規模デモを行うなど、新体制発足へ向けた多難さが早くも露呈した。１０日後に再び会合を開く。
米代表として出席したカリルザード・イラク問題大統領特使は会合の冒頭、「米国はイラク支配に全く関心がない」と述べた。会合の座長は暫定統治機構発足までの移行期間に行政を受け持つイラク復興人道支援室（ＯＲＨＡ）のガーナー室長（米退役中将）が務めた。英国、オーストラリアも参加した。
国内外から約８０人のイラク人が出席した。ナーシリヤ入りしていたイラク国民会議（ＩＮＣ）のチャラビ代表は欠席し、代理人が出席した。今回はナーシリヤやバスラなど南部の部族指導者が中心だが、北部のクルド２大政党のクルド民主党（ＫＤＰ）とクルド愛国同盟（ＰＵＫ）からも参加したという。
しかし、イラク人口の６０〜６５％を占めるシーア派の反体制組織イラク・イスラム革命最高評議会（ＳＣＩＲＩ）は「イラク国民は外国人がつくる行政組織は受け入れない。イラクの独立に反する」とボイコットした。
米国は数カ月かけて各地方で同様の会合を開き、バグダッドでの全国会議で軍政に代わるイラク人の暫定統治機構設立を目指す方針とされる。
(04/16 00:53)
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