現在地 HOME > 掲示板 > 戦争31 > 952.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: Re: 既に、米国型自由主義世界 投稿者 WW 日時 2003 年 4 月 13 日 00:55:54)
私はどうも、この政府関連施設の「略奪」は主にイラクが作戦としてやっているんじゃないかと思っているのですが。
意外と、フセイン政権やバース党の幹部ら自身が、疎開せず残った者や民兵らに「(重要なものを持ち去って雲隠れした後の)ひきはらった屋敷の中に入って自由に残されたガラクタを全部運び出して良い、米兵をかく乱するために治安の悪化を演出せよ」、とか指令を出してたりして。
なんか、お互い奪い合っているでもなく、協力体制が整っているというか、妙に統制のとれた行動だという気がするんですよ。ただ、病院やら普通の民家やらは、米軍か米軍が連れてきた連中にやらせているんじゃないかと思うんですがね。
本当に金になるのか生活の足しになるのかどうかも怪しい、どうでもいいような使い古しの「家財道具」ばかりを持ち出しているのを見ていると、なんだか粗大ゴミの大掃除か2束3文ガレージセールの準備でもしているのかな、と思ってしまう。いくら貧困層っていったって、長年の難民テント暮らしをしていたならともかく、普通ならまにあっていそうなものがほとんどだ。まあ、暑い土地柄、冷蔵庫は沢山あって損はないのかも知れないけど。
それに、街の中(銀行か何か)に火をつけたという報道もありましたが、それなんかも本当に、ナポレオン軍モスクワ侵攻の際の、「突然もぬけの殻になっていて火がつけられていた」状況にそっくりな気がするわけです。
バグダッドの戦い自体は、イラク側の兵力は思ったより少ないと言えど、米軍に不利な展開になっているようですし、これからまだまだ砂嵐も吹き荒れ、熱波も本格的になっていきますからね。
夏まで引っ張ったら米軍はみんな干上がっちゃうかも。