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(回答先: 米大統領がシリアを批判 イラク高官受け入れ巡り警告 [asahi.com] 投稿者 ひろ 日時 2003 年 4 月 12 日 20:18:21)
米大統領がシリアを批判 イラク高官受け入れ巡り警告
イラク戦争をめぐり、軍事物資の密輸やイラク高官受け入れの疑いなどで米国から相次ぐ批判を受け、シリアが警戒を強めている。政府は、反米世論の強い国民に配慮して米国への反発姿勢を示す一方で、義勇軍の流出を止めるためイラク国境を閉鎖するなど、対米外交策にも気を配っている。
ダマスカスの米国大使館周辺は11日、金曜礼拝後の抗議デモも見られず静まりかえっていた。近くのモスク(イスラム礼拝所)から出てきた人々は、「今はイラクより、我が国の方が心配だ」「米国の次のターゲットはシリアだろう」などと暗い表情で語った。
ラムズフェルド米国防長官が、暗視用眼鏡などの密輸は敵対行為だとシリアを牽制(けんせい)したことに対し、シリア外務省は「自らの醜い戦争犯罪を隠すための不当な主張だ」と米側を激しく非難した。
一方で、外務省は8日夜、緊急政治委員会を開催。シリア経由でイラクへ入っている自爆攻撃を目的とした義勇軍についての対応などを検討した。これまでは「国境をすべてチェックすることはできない」と言ってきたが、イラクとの国境を閉鎖したことを10日、米国に伝えた。外交筋によると、「イラクで自爆攻撃が続いており、米国からの非難をかわすため」だという。
シリアの元外交官、ハルサム・ケイラニ氏は「シリアには、(米国からテロ組織の指定を受けた)ヒズボラをはじめとする反イスラエル組織やパレスチナ関連団体の事務所がある。政府の反戦姿勢にいら立つ米国が、次の標的にする可能性はある」と強い警戒感を示している。 (04/12 20:04)
http://www.asahi.com/international/update/0412/018.html