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イラクの首都バグダッドを制圧した9日の米軍の作戦は、米CNNテレビの生放送を見ていた前線の司令官がとっさの機転で当初の慎重な計画を変更し、一気に戦車隊を首都中心部まで突入させた「一瞬のスイッチプレー」だった――10日付の米ワシントン・ポスト紙がそんな裏話を紹介している。
ジェームズ・コンウェー海兵隊中将が、同紙に明らかにした。
それによると、9日の当初の作戦計画は、海兵隊と陸軍がそれぞれ首都包囲網を狭めるだけ。待ち伏せ攻撃を警戒し、「週末に総攻撃を開始」という慎重な計画だった。
だが、バグダッド東方の地点にいたコンウェー中将は、CNN映像で首都北東部のシーア派地区住民らが「フセイン(大統領)の支配から脱した」と喜ぶ姿を見て、もはやフセイン体制の監視は利いていない、と判断した。「計画など、くたばっちまえ」。数時間後には海兵隊員らが中心部のフセイン大統領像を倒していた、という。 (04/10 21:59)
http://www.asahi.com/international/update/0410/033.html