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今、私は酷く落ち込んでいる。気分が沈んでとても暫くは立ち直れそうにない。私が想定していた中で最も悪い方向に、今回のイラク侵略戦争が向かってしまったからだ。しかし、これは最も当初から確率が高かったと思われる方向でもあった。それでもそちらに向かい始めるとやはり気分は重苦しい。
米英の侵略軍はフセイン政権はほぼ打倒したのだろうと思う。しかし、フセイン支持のイラク人は沢山居るだろうし、また指導者達も生き残っている。フセイン派は今後は今のアフガニスタンの一派閥のようになって戦うと思う。
そして民衆が選んだ訳でもない親米の傀儡政権は、今後イラクで米側のために働くだろうし、そして彼らもフセインと何も変わらない存在だろうと思われる。
イラクのシーア派は既に傀儡政権は認めない発言をしだしたので、今後一勢力となって戦うのだろう。スンニ派もこれに倣うと私は予測している。
クルドもその闘争に混ざるだろうし、そして彼らは裏切り者として狙われる運命へと向かっていると思われる。彼らはいつも損な方向へと進むしかないのが残念である。
イラクは部族社会であるので、その他の大小の部族も利害によって戦い続けるだろう。
イラクの民衆は解放されたのではなくて、これからもっと多くの犠牲者をだしながら大いなる苦しみを味わうと思われる。また無辜の民が傷ついていくのである。解放は力では絶対に無理だと当初から分かりきっていたが、今後のイラクの民衆の事を考えると頭が痛い。イラク人も米英の兵士もブッシュやネオコンのために生まれてきた訳ではない。とても頭に来るがあの傲慢な奴らはそれも分かっていないのだろう。
そして駄目押しに彼らは計画のある程度を成功させたので、いずれ近いうちにまた戦争を他の国に仕掛ける可能性が高くなったと思う。まだまだ多くの人々が死に傷ついていくのだろう。私は立ち直れないかもしれない。