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(回答先: イラク軍の現状 投稿者 猫人 日時 2003 年 4 月 09 日 17:06:48)
●競合地区
私は「終わった」と感じてはいるのですが、同時に奇妙な気もしています。第一次湾岸戦争ではイラクの死者、不明者、捕虜は合わせて15万人程度で、今回はそれほどいってない模様(家に帰っちゃった?)。おっしゃる通り、数が合わない気がするからです。もしかしたら、ベトナム戦争でいう「競合地区」に似た状態になっているのかもしれません。昼間は合同軍が支配し、夜はゲリラが支配するという具合に。このような地区では「昼はフセインの悪口を言い、夜はゲリラに協力する」といった二重生活を、住民は送るようになるといいます。敵と味方が雑居しているので、空爆も非常に控えめになるといいます。たしか、フセイン政権は18時から6時までの夜間の外出を禁じていたはず。フセイン政権のコントロールが失われていなければ、一般市民はそれを厳守しているわけで、ひょっとすると一発逆転の希望があるかも?昼と夜の様子の違いについては要チェックかもしれません。
●RE:ぷしゅ〜(どうでもいい疑問)
※著作権上の問題があるときは消去願います>管理人さん
http://asyura.com/0304/war30/msg/1000.html
>筋としては納得いくものなのですが、私の記憶しているマスコミでの報道内容とは
>いささかずれがあるのが引っかかるのです。(この内容では3月中にバグダット北
>方の師団も南下を試みたあげく壊滅したように読めてしまう。私の記憶では、北方
>にいた師団の壊滅が主張されたのはは4月に入ってからで、陣地に対する航空攻撃
>によって減勢、消滅というような含みだった。)
この疑問に関係している部分について、ほぼ完全に書き起こしてみました。下の「図で言うと上の方。下の方が主に共和国防衛隊になるわけですけども」という発言の意味が問題かもしれませんが、それはほぼ正確です。
中谷「(以前略)…首脳会談があるんで、まあ、あの、状況をみて進んでいくと思います」
伸介「なるほどねーえ。あの、青山先生、さっきのですね、6個師団のうち4個師団ですけど、何故、この早い段階で、4個師団が壊滅してしまったんですか?」
青山「はい。これはちょっと、図を見ながら、えー、お分かりでしょうか。えー、これはですね、大体この、南の方が主として正規軍の図ですね。これは、あのー、アメリカ側から日本側に、非常に正確に数字で今回伝えられていまして、これ、例えば90%って書いてますが、これ、こっちがわは主として正規軍ですけども、正規軍の一番南の方は、9割がやられてしまっていると。で、こっちの方。図で言うと上の方。下の方が主に共和国防衛隊になるわけですけども、本来のフセイン大統領の布陣ですと、バグダッドの周り、こういう風にだけ、えー、共和国防衛隊を展開してたのが、南から入ってきたアメリカ軍の先頭が非常にはやく走りましたから、先頭って、先っぽの意味の先頭ですね。はやく走りましたから、補給路が大変長く伸びた。そうするとフセイン大統領から見ると、それが攻撃しやすく見えた。なおかつそこに砂嵐が非常に酷かったですから、チャンスとみて、この辺の共和国防衛隊をバグダッドの周りから外して南に下げたと。そのためにですね、砂漠の中で遮るものもなく、攻撃を受けることになって、今までに6個師団のうち最低4個、最低4個が壊滅状態で、一部残ったものが、ようやくバグダッドの東西を守ってる、と」
田原「とういことは、こういうことか。アメリカがね。『苦戦苦戦』と言っていた。ね。『苦戦苦戦』と言ってたから、えー、フセインの方は『苦戦ならやっつけろ』っていうことで、バーっと出て行ったんだ。」
青山「そうです」
田原「6個師団のうち4個師団出ちゃったんだ」
青山「はい」
田原「こちらが全部壊滅されて」
伸介「どちら側のミスかもしれな…、どちらもミスしたのかもしれませんね。アメリカがミスして、ねらう、細長くなってしまった。そこにフセインが乗っかってしまって、またそれにミスをしてしまった、みたいなミスなのか、アメリカの作戦だったのか?」(←言い違え多し)
青山「えー、その、アメリカの作戦だったのかどうかってことについて日本側はアメリカに聞いたようです」
伸介「え、聞いた?」
青山「ええ、そして『ノーアンサー』だったと」
伸介「ミスっぽい感じがしますけどねー」
青山「えー、ま、一部作戦で、一部幸運で、一部ミスというのが本当の所じゃないですかねえ。まあ、それが戦争の実像かもしれませんね」
伸介「で、おととい日本政府に伝わったということですけど、今後の作戦計画なんかも日本政府にこれから伝えられるんですか?」
青山「えー、これは…(以下略)」