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(回答先: ホテルから戦車との距離は約600yards,あのとき他に銃声なんぞなかった。 投稿者 佐渡島三郎 日時 2003 年 4 月 09 日 10:13:18)
佐渡島三郎さん、貴重な情報ありがとうございます。
今しがた午前10時すぎにNHKBS1でABCテレビでジャーナリストの死亡特集が放映されました。多分「ナイトライン」という番組だったでしょう。キャスターはピーター・ジェニングス、世界中にファンをもつ人だと思いますが、かなり深刻に受け止めています。
ジェニングスとリポーター(ワシントンから)、現地の映像という組み合わせで、5分ぐらい続きました。
戦車の攻撃を受けたのはパレスティンホテルの15階と17階。攻撃で15階で取材中のロイター記者2名が死亡。生々しい映像はそのまま出されていました。
この攻撃を当初アメリカ中央軍報道官ブリックス准将は、「ホテルのロビーから攻撃を受けた」と弁明。しかしロビーからは発砲した事実がないと映像や証言をもって反論されるや、弁明を取り消しました。「砲撃された」という弁明はもはやアメリカでも通用しません。
そしてアルジャジーラのアルーニ記者死亡についても番組は言及。悲しみに浸るアルーニさんの母親へのインタビューも放映していました。
さらにバグダッドの民家へのミサイル着弾の被害状況と被害者遺族の映像も流しました。
そのほか英軍占領地における略奪シーン(無政府状態)については批判的なトーンでした。南部捕虜収容所(これはプロパガンダ)の一部の光景も出されました。
いつからアメリカのメディアがこういう「アメリカに不利」な情報を流すようになったかは定かでありません。これでアメリカ軍部は自国のメディアからも疑いを持たれることになったようです。
ジェニングスのカリスマ的な「善人」ぶりは非常に影響力をもっていると思います。ニッテレの報道といい、少しは厭戦気分がでてきたのかも。事実は事実として報道しようという姿勢が少しずつですが見てとれるようです。