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(回答先: 04/07 17:44 「次はシリア」との議論も 化学兵器見つからず標的 投稿者 倉田佳典 日時 2003 年 4 月 08 日 13:54:21)
04/08 16:42 「次の標的」警戒のシリア 武器輸出、隠匿疑惑で
【アンマン8日共同】イラクに対する武器輸出疑惑や、イラクの
化学兵器の隠匿疑惑を米国に指摘されたシリアが、イラク戦争後に
「次の標的」にされることに警戒を強めている。
武器疑惑に焦点が当たったのは先月末。ラムズフェルド米国防長
官が、シリアからイラクに暗視用ゴーグルなどの軍事物資が運ばれ
ていると指摘、「敵対行為」と強く警告した。パウエル米国務長官
もシリアを非難した。
同じ時期、イスラエル軍情報部高官が国会で、イラクが生物・化
学兵器や、長距離ミサイルをシリアに移動した可能性があると発言
。米国内でも同様の報道が出始めた。
シリア政府はいずれの疑惑についても「全く根拠がない。イラク
戦争での苦戦から世界の目をそらすための偽りの情報」(外務省ス
ポークスマン)と全面否定する。
しかし、アラブのある外交筋は「旧ロシアのある国からシリア経
由でイラクに兵器が流れているという情報は以前からあった」と明
かす。
さらに大量破壊兵器の隠匿疑惑でも、イラク戦争開戦の二日前の
夜間、多数の大型トラックがイラク国境からアブカマルを経由して
シリアに入ったことが、地元住民に目撃されている。
大量破壊兵器の証拠がイラク内で発見されていないことに焦燥感
を深める米国では、シリアに矛先を向ける機運が生まれており、シ
リア国内では一般市民から政府関係者まで「イラク後」を真剣に懸
念する声が日増しに強まっている。
シリア外務省のある幹部の一人は「シリアは対イラク問題でも最
後まで米国の強硬策に反対した。イラク戦争の勢いを利用し、中東
での反米勢力一掃を狙う米国がシリアに照準を定める可能性は高い
」と指摘している。
(了)
[2003-04-08-16:42]
nifty共同通信ニュース速報