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(回答先: 米大統領、対シリア攻撃案拒否=国防総省の計画策定認めず−英紙【では,計画しようとはしていたわけか】 投稿者 ピースゲーム 日時 2003 年 4 月 15 日 17:46:41)
04/15 20:53 本音は米との対立回避 シリア、経済制裁恐れ
【アンマン15日共同】米国から「イラクのフセイン政権幹部の
逃亡を手伝っている」「化学兵器を所持している」などと激しく非
難されているシリアは「一切根拠がない」と全面否定、「米国的民
主化」が押し付けられることを極度に警戒しているが、決定的対立
は避けたいのが本音だ。
現時点では、イラクの次の攻撃対象になる可能性はないとの見方
が一般的だが、経済制裁が科せられれば、それまで石油調達で大き
く依存していたイラクからの密貿易がイラク戦争前後に止まったシ
リアにとって、大打撃になるからだ。
英国は、対シリアで米国と歩調を合わせつつ「(イラクの次に)
攻撃する計画はない」と、米国とシリアの橋渡し役をする動きを見
せており、シリアのアサド政権は今後英国や他の欧州連合(EU)
諸国などを味方に付ける外交努力を続けるとみられる。
シリアは一九九一年の湾岸戦争で米国を中心とした多国籍軍に加
わり、イラクと敵対関係にあったが、九七年以降、経済面を中心に
関係が改善していた。
シリアは、イラクの大量破壊兵器の査察に関する昨年十一月の国
連安全保障理事会決議には賛成したが、米国などが提案した対イラ
ク攻撃を容認する新決議案には一貫して反対した。
しかしフセイン政権崩壊の前後から米国の批判が激しくなり、シ
リア外務省報道官は十三日「イラク政権と親密だったことはない」
と軌道修正に努めた。
(了)
[2003-04-15-20:53]
nifty共同通信ニュース速報