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(回答先: 米軍、ティクリート制圧 アルジャジーラ放送 [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 14 日 19:57:41)
これは、14日朝方の話だね。13日に、CNN「激撮班」がティクリートに「潜入」し、市内のイラク軍機甲部隊基地内を、生中継したと言う話は、WWも、ここで紹介した。その時の様子では、ティクリートのイラク軍基地は、もぬけの殻だったと言うからね。これで、この小さな町を「制圧」したと、言う程の事では無いだろうがね。
このCNN取材班は、一応は民間人ながら、どうも、アメリカ軍の「偵察」任務を担っていると言えるだろうね。「ティクリート偵察」の様子は、アメリカ軍も「鑑賞」し、情報収集している。翌日に、アメリカ軍が大挙ティクリートに侵入した事も、偶然では無いだろう。CNN取材班が、民間人の立場を装って、ティクリートを偵察してくれたお陰だろうね。
しかし、これで戦争が「終わる」と、言えるかどうかは疑問だろうね。それ程、簡単な問題では無い。アメリカなど侵略軍が、ティクリートにイラク軍が駐屯してい無い事を知っていたか否かは、疑問だね。CNN「突撃隊」が、偵察に入らなければね。
どうも、侵略軍が、イラク軍の所在を把握しているか否かが疑問だろうね。ティクリートは、フセインの最後の砦だろうと、言われていた。しかし、そこにも、イラク軍の集結は無かったね。それで、イラク軍の残存勢力の居所が、すべて判明したとは言い難いのでね。今の情況で、アメリカが、フセイン政権中枢と「裏取引」をしたと言い得るかどうか疑問だね。
ちなみに、新しい木村愛二の投稿が、ソビエト軍の「焦土作戦」を引き合いに出していたね。フセインも、似たような持久戦へと移行しようとしていると言う意味だね。アメリカ軍は、その用語で言う「低強度」な抗戦でも、それが長期化すれば自軍の犠牲は増える事と、理解している。
アメリカ軍など侵略軍は、イラク民兵の抵抗はスポラディック「散発的」だと、何とかの一つ覚えを繰り返しているね。これは、今回の戦争「ブリーフィング」用に用意された、報道陣向け用語だろうがね。しかし、そう発表していれば、侵略戦争に勝てると言う訳では無いがね。まだまだ、侵略者の前途は暗いと言うべきだね。