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(回答先: 「イラク南部に自治区」シーア派亡命組織フセイニ師 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 14 日 19:48:05)
【カイロ=平野真一】イラク中部のイスラム教シーア派聖地ナジャフで、武装集団が12日から、同派最高権威「大アヤトラ」のアリ・シスタニ師の自宅を包囲し、国外退去しなければ殺害すると脅していることが、13日明らかになった。
武装集団は10日、別の指導者アブデルマジド・ホイ師を殺害しており、流血拡大の恐れが出ている。
この武装集団は、99年にフセイン政権によって殺害された急進的シーア派指導者ムハンマド・サディク・サドル師の息子モクタダ師(22)が率いる過激組織「ジャマアト・サドル・サーニ(2代目サドル・グループ)」。
クウェート在住の複数の同派指導者によると、銃などで武装した同組織メンバーがシスタニ師の自宅に押し掛け、イラン生まれの同師は指導者でないなどとして、48時間以内にイラクから出国しなければ攻撃すると通告した。同師は包囲直前に待避したとの情報もあるが、少なくとも息子は取り残されたという。
同組織はまた、ナジャフ出身で、イランに本拠を置く反フセイン派組織「イラク・イスラム革命最高評議会(SCIRI)」の指導者ムハンマド・ハキム師に対しても、「モクタダ師の宗教的権威を認めなければ殺害する」と警告した。
(2003/4/13/22:52 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030413id24.htm