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(回答先: ドビルパン外相も「米国が早期にこの戦争に勝利することを希望する 投稿者 笠井一朗 日時 2003 年 4 月 03 日 18:17:37)
フランスのシラク大統領は2日、与党幹部との昼食会で「米国はわれわれの友人で同盟国だ」と強調した。フランスはイラク戦争が国際法違反との主張を変えていない。しかし、開戦で次第に米英メディアから「イラクの味方か」と疑われたり、国内で反米感情が高まったりしたため、戦争反対でもフセイン政権支持ではないことを改めて明確にせざるをえなくなったようだ。
報道によると、大統領は、「(一国主義に対し)多国間主義を擁護する立場だが、対米関係自体を問題視してはいない」と述べた。ラファラン首相も1日「だれが敵か間違えてはならない」と、反米感情の高まりに注意を喚起。ドビルパン外相も同日、テレビで「われわれは同盟国、米英の味方だ」と語った。
和戦をめぐる外交が続いている時から、反仏感情が目立った英米と違い、仏社会は比較的落ち着いていた。2月下旬の世論調査(Ifop社)でも「米国人は好きだが、戦争には反対」との回答が70%だった。
ところが開戦後の3月末の調査(Ipsos社)では、交戦国のどちらに味方するか、との問いに「米英」との回答が34%にとどまる一方、「イラク」は25%に。最近の反戦デモでは米国をナチスと同一視するプラカードやフセイン大統領の肖像まで登場した。
問題は国内だけではない。先月末、外相がロンドンで講演した後の記者会見で「戦争でどちらに勝ってほしいのか」との質問が出た。「私の話を聞いていればわかるはず」と答えたら、翌日インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙などに「どちらの味方か態度表明を拒否」と書かれた。 (04/03 18:56)
http://www.asahi.com/international/update/0403/017.html