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本日受け取った小泉首相のメルマガで「ドビルパン外相も「米国が早期にこの戦争に勝利することを希望する」と発言しています」というくだりがありますが、本当に発言したのでしょうか。どなたか教えてください。
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小泉内閣メールマガジン 第89号 =========================== 2003/04/03
[特別寄稿]
● 反響の大きさに驚きました(外交評論家、内閣官房参与 岡本行夫)
3月20日号のメルマガに多くの反響がありました。いかに日本人がイラク戦争に真剣な関心をもっているか。身が引き締まりました。そこで編集部にお願いして、ときどき僕の短文を載せてもらうことにしました。
小泉首相に皆さんからいただいた反響の話をしましたら、「政府の責任は重いな」と厳しい表情でした。
戦争を始めてしまったアメリカを支持するという小泉さんの苦しい決断でしたが、これを支持してくれる人達も半数以上いました。有り難かったですが、同じくらい大切だったのは、理由を付しての反対意見です。
反対意見の中で一番多かったのは、「平和国家日本はいかなる戦争も否定すべき」という原則論でした。基本的にはガンジーの無抵抗非暴力主義の考え方で、気持ちは分かります。しかし、そうした平和国家日本が生きていく現実の世界には、危険な国やテロリスト集団が存在します。日本が安心していられるためには、イラクのような国に(残念ながら)強制力をもってでも大量破壊兵器放棄という国際約束を守らせることが必要になるのです。
それにしても、イラク市民の被災を見るのはつらいです。今やフランスのドビルパン外相も「米国が早期にこの戦争に勝利することを希望する」と発言していますが、戦争の一日も早い終結を願うばかりです。
※ 執筆者の紹介
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2002/okamoto.html