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(回答先: これは重大なことではないか?どなたかご教示下さい。 投稿者 すみちゃん 日時 2003 年 4 月 01 日 10:44:04)
あそこは石油が出るので、先進国との経済的なパイプが太くなります。
これがイスラムの、人と人を直接結び合わせる教えとちょっと違って、貨幣が仲立ちしてしまう。
貨幣になると、そこで人間の愛情が落っこちて、人間関係が事務的・機械的になる。
経済が大発展して人間の心がすさぶことのブレーキは宗教の愛や慈悲に言われるけれど、
残念ながら工場で大量生産される産業には負けてしまいます。
今日では、どこの宗教も衰退しているのではないでしょうか。
その結果、犯罪が増加する。
犯罪の先端に戦争があるように思います。
この戦いは、貨幣経済による人間性の圧迫が原因であり、それが過大になったことで火がついた。
その反発が911であり、
それはイスラム側から発せられたけれど、キリスト教から出てもおかしくは無かったと思います。
しかし、現実には世界列強はキリスト教を背景にした法体系になっているので、差別されたのはヨーロッパ以外の民族だった。
なぜキリスト教から発しなかったかと言うと、それは政教分離で宗教の力を削がれていたからでしょう。
詳細はワケが分かりません。石油と政略、兵器産業の動向、宗教と宗派の軋轢などが複雑に交錯しています。
そこには個人の力を超える力の集積があります。
どちらを尊重するか、
か弱い人間か、それとも経済・産業などキャピタリズムと言われる得体の知れない強力な組織体か・・その戦いでしょう。