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03/29 09:10 ギャンブラーも長期戦予想 政権打倒の時期で賭け流行
【ワシントン28日共同】「フセイン政権はいつ倒れる?」―。
米国でインターネットを通じ、米英軍によるイラク・フセイン政権
打倒の時期を当てる賭けが流行しているが、ここでもイラク戦争の
長期化を予想する見方が強まっているようだ。
米最大のインターネットブックメーカー「ベトンスポーツ・ドッ
ト・コム」で行われている「六月三十日現在のフセイン大統領の命
運」に関する賭けでは、大統領は「米国が拘束している」が五倍。
また「死亡」と「行方不明」はそれぞれ一・五倍と、実現可能性が
ありそうな予想の配当率は低めだ。しかし、「依然政権を維持して
いる」の賭け率は最近まで十五倍だったが、二十八日には十倍にま
で下がった。
一方、別のブックメーカー「トレードスポーツ・ドット・コム」
では、「サダム証券先物相場」と称し、フセイン政権打倒の時期を
証券先物相場取引に見立てた賭けが行われている。
フセイン政権が四月三十日までに打倒されるとする「サダム四月
きり」相場は二十八日現在六十二ドル、「七月きり」は八十二ドル
の値が付いている。しかしイラク戦争の開戦直後は八十八ドルまで
値が上がった「三月きり」は、二十八日現在六ドルまで“暴落”し
ており、ギャンブラーたちも戦争が当初より長期化するとの見方を
裏付けている。
(了)
[2003-03-29-09:10]
nifty共同通信ニュース速報