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(回答先: 米英軍、前線への補給遅れが深刻化 水・燃料・食糧不足 asahi.com 投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 3 月 29 日 21:29:27)
【ワシントン河野俊史】前線部隊に食料や水、燃料、弾薬などの物資を輸送するための500キロに及ぶ「補給路」の確保が、米英軍のイラク攻撃の緊急課題に浮上している。戦闘部隊がバグダッドに向けてハイペースで進撃する一方、後方の支援部隊がイラク軍の攻撃の標的になったことで兵站(たん)面での懸念が深刻化している上、悪天候も重なって一部の部隊ではすでに食料不足に陥っている。米軍は補給路確保のため、陸軍第4歩兵師団などを追加投入する方針だ。
ウォレス米第5軍団司令官は28日付ワシントン・ポスト紙のインタビューで、「延び切った補給路」と「通常の戦術を取らない好戦的な敵」が米軍のバグダッド侵攻を失速させ、戦争の長期化の可能性を増大させていると指摘した。米軍に同行している同紙の従軍記者によると、バグダッドまで約80キロに迫った陸軍第3歩兵師団や第101空てい師団が、補給物資の到着を待ち、進撃を見合わせているという。
クウェート国境からイラク領内の第3歩兵師団の先頭部隊までの補給路は全長約500キロ。途中のナシリヤでは今月23日に同師団で整備補修を担当する507歩兵中隊がイラク軍の襲撃を受け、9人が死亡、12人が行方不明になっている。補給部隊は戦闘部隊に比べて装備が軽く、攻撃を受ければ大きな被害につながりやすい。イラク側は意図的にそこを狙った可能性が強く、安全上の理由から補給作業が停滞している。
米軍はCH47型輸送用ヘリを導入し、空からの補給支援に乗り出しているが、砂嵐で飛行できない日も多く、前線の部隊によっては「即席の食品の配給が1日3食から1日1食に減らされた」(ロイター通信)などの例も報告されている。戦車や走行車両の燃料確保も焦点だ。
[毎日新聞3月29日] ( 2003-03-29-21:22 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030330k0000m030080000c.html