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(回答先: 米政府内にイラク戦長期化説浮上 高官「数カ月」発言 asahi.com 投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 3 月 27 日 23:17:14)
イラク側の予想超す抵抗、砂嵐・・・
戦争長期化の見通し
北部戦線も手薄な状況
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20030327/top_____detail__002.shtml
【ワシントン27日共同】イラク戦争で「短期決戦」を目指していた米英軍が、イラク側の予想外の抵抗や砂嵐などの影響で進撃を阻まれ、戦争は長期化するとの見通しが強まっている。27日付の米紙ワシントン・ポストは、複数の米国防高官が、フセイン政権打倒を目標とする戦争終結までに今後数カ月かかり、勝利には米軍の兵力増強が必要と判断していると報じた。
前線司令官の多くは、増援部隊が到着した後に、首都バグダッドの攻略を開始すべきだと考えているが、クウェート入りが決まった陸軍第4歩兵師団が戦闘態勢に入るには、今後1カ月近くが必要で、戦争長期化の見通しの根拠となっている。
26日にはバグダッドから共和国防衛隊部隊が首都南方のカルバラに駐留する米陸軍第3歩兵師団と、南東のクートに向かって北進している第1海兵遠征軍を迎え撃つ形で南下を開始したとの情報もあり、イラク軍が米軍の停滞を見て反攻に転じた可能性がある。
一方、米軍は26日、北部の要衝アルビル近郊に陸軍第173空挺(くうてい)旅団を投入したが、北部部隊はトルコ軍のイラクへの越境を阻止する任務も持ち、首都攻略戦での北部戦線の手薄さは否めない。
米軍の誤算は、イラク軍の離反がほとんど起きず、南部諸都市で民兵が組織的に抵抗していることだ。ポスト紙によると、米軍はイラク軍の大規模な投降を前提に作戦計画を立て、頑強な抵抗に出るとのシナリオは真剣に検討されなかったという。
第3歩兵師団は、悪天候のため主要攻撃力である約100機のAH64アパッチ攻撃ヘリコプターを使えず、補給線も延び切り進撃を停止。米CBSテレビは26日、前線司令官が、補給線防衛のため、約700人の兵力増派を国防総省に要請したと伝えた。
空爆も予想以下の成果しか挙げていない。補給線はイラクの民兵組織サダム・フェダイーンに脅かされ、南部制圧に当面重点を置かざるを得ない情勢だ。