英首相：難問はイラク復興問題　欧米関係の修復命題に　［毎日新聞］【虐殺の一方で復興や“人道支援”を語る政治エリートたち】

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英首相：難問はイラク復興問題　欧米関係の修復命題に　［毎日新聞］【虐殺の一方で復興や“人道支援”を語る政治エリートたち】
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投稿者あっしら日時 2003 年 3 月 27 日 22:00:15:

(回答先: イラク戦争：軍事作戦や人道支援などテーマに会談　米英首脳　［毎日新聞］【少しでも理性があるのなら撤退を決意するだろ】投稿者あっしら日時 2003 年 3 月 27 日 21:59:32)

　【ロンドン岸本卓也】ブレア英首相は２７日、ブッシュ米大統領に続いてアナン国連事務総長と会談する。最大の難問はイラクの戦後復興問題だ。ブッシュ政権内では米国を支持する国々だけで復興に着手する案も検討されているが、フランスやロシアなどは米英主導の計画には難色を示し、国連を通じた対策を主張している。国連抜きの復興になれば、米欧関係の亀裂はさらに深まる。欧米関係の修復が命題の首相は厳しい外交努力を迫られている。

　英政府筋によると、今回の英米首脳会談の開催はブレア首相からブッシュ米大統領に要請した。その理由はブッシュ政権の戦略顧問で米国一国主義を唱えるタカ派のリチャード・パール米国防政策委員会委員長らが「イラク戦争後は国連の役割は消える」などと発言したことをブレア政権が憂慮したためという。イラク復興計画を国連抜きで進めれば、国連は崩壊しかねない。

　また、イラク復興計画が国連主導でなければ、欧州連合（ＥＵ）の協力も得られなくなる可能性がある。イラク戦争に参加したように英国は米国とともに行動することが外交の基本だが、一方でＥＵの主要国として欧州の政策に参加しなければならない。イラクへの武力行使問題では仏独露と米英が鋭く対立し、関係は修復されていない。

［毎日新聞３月２７日］ ( 2003-03-27-19:45 )

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030328k0000m030061000c.html

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