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(回答先: 民衆蜂起説が出るとともに米英軍が攻撃を強めているバスラの作戦を読む [BBC/アルジャジーラ/NHK] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 26 日 18:04:24)
【ロンドン=飯塚恵子】英BBC放送は25日、イラク南部の要衝バスラで、対イラク開戦後初めての民衆による大規模な反体制暴動が発生したと伝えた。
英軍事情報筋によると、暴動はイラクの支配政党バース党に反発するシーア派民衆によるもので、イラク軍はバース党の打倒を叫ぶ民衆に対し、迫撃砲などで砲撃したという。暴動参加の人数などは不明だが、「数千人規模」との情報がある。
カタールの英軍広報官は25日、英スカイニューステレビに対し、「シーア派の民衆はバース党を襲おうとした。これに対し、イラク軍が民衆に向けて迫撃砲を撃ったため、我々はイラク軍に反撃した」と語り、英軍が反体制派の民衆を援護射撃したことを明らかにした。
米英軍は、反体制派民衆の動きがフセイン体制の内部崩壊の兆候と注視する一方、ラムズフェルド米国防長官は、1950年代の東欧の民衆反乱を例に挙げ、自制をうながした。
バスラはイラク第2の都市。米英軍は地上軍の進攻直後にバスラ防衛の正規軍を押さえ込んだが、市内にはフセイン政権に忠実な民兵組織が残り、米英軍への抵抗を続けていた。また住民の多数は、シーア派で、スンニ派のバース党に対する不満が従来から高まっていた。
イラクのサハフ情報相は暴動の発生について「でっち上げ」と否定している。
(2003/3/26/10:46 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030326it02.htm