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(回答先: Re: (この上誤掲載)首都侵攻へ 米英、まもなく共和国防衛隊と地上戦asahi.com 投稿者 M 日時 2003 年 3 月 25 日 14:10:34)
パウエル米国務長官は24日午後(日本時間25日未明)、全米向けのテレビ番組で「これが戦争だ」と語り、今後も予想される米兵の犠牲に対する国民の覚悟を求めた。同じ日、米メディアはイラク戦争で犠牲になった米兵の遺族や捕虜になった米兵の家族の肉声を競うように放映。前日は自制が目立った捕虜の映像も一部を流し始めた。ブッシュ政権で最も国民の信頼が厚い長官が、米国社会に動揺が広がることを抑える役割を担わされたようだ。
長官は同日午後、朝の段階では決まっていなかった米FOXテレビのインタビューに応じた。同テレビはブッシュ政権寄りの保守的な論調で知られる。看板キャスターが戦況について聞いた。
長官は答えた。
「テレビゲームじゃない。これは戦争だ。これが本当の戦争だ」
さらに「どんな犠牲も私たちには、そして遺族にはつらいことだが、現段階での犠牲は軽い」とも言い切った。
パウエル長官が開戦後初めて本格的なインタビューのためカメラの前に姿を見せた24日は、米国の主要メディアが犠牲者の遺族や捕虜となった兵士の家族の報道を本格化させた日でもあった。
クウェートでのヘリコプター事故で海兵隊員の長男を失った父親は「ブッシュ大統領。この写真をよく見るがいい。あんたは私の一人息子を奪ったんだ」と写真を手にテレビカメラに向かって叫び、捕虜になった米兵の母親は「息子のために何かして下さい」と大統領に訴えた。
複数の米兵がイラク軍の捕虜になったと報道された23日を境に、米国社会では楽観論にかげりが見え始めた。CNNテレビと大衆紙USAトゥデー、ギャラップ社の共同世論調査によると、この戦争が「とてもうまくいっている」という答えが22日は62%だったのが、23日は44%に激減。24日付のトゥデー紙は社説で「増え続ける犠牲者が(短期決戦)神話を崩した」と指摘した。
「うまくいくこともあれば、いかないこともある。きのうのように犠牲者の姿を目の当たりにすることもあるが、フランクス司令官たちはよくやっている。彼らは勝ち、(フセイン)体制は打倒される」
パウエル長官は、こうも語った。 (03/25 11:40)