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(回答先: イラク南部の街、解放喜ぶ声も----MSNニュース 投稿者 future 日時 2003 年 3 月 22 日 21:23:07)
「イラク人が最も恐れているのは、米軍の爆弾ではなく、フセイン大統領が、大量破壊兵器を使って国民を道連れに“自爆”することだった」
日本を拠点に難民支援などを行っているボランティア組織「あがぺ」代表のケン・ジョセフさん(45)は20日、隣国ヨルダンの首都アンマンで読売新聞の電話取材に答えた。日本育ちの米国人ジョセフさんは3月上旬にイラクに入国、開戦直前の19日夜まで、遠い親せきがいる中部の街に滞在していた。
10年以上続いてきた経済制裁の影響か、大半の家は食料や燃料に事欠いており、電話や電気がひかれても料金が高く、その恩恵を受ける家はまれだった。医薬品の入手が極めて困難で、親せきの友人は、「こんな生活はもう限界だ。フセイン政権を倒してくれるなら、米軍を支持する」と打ち明けたという。
別の友人は、「フセイン大統領を批判しただけで処刑される。密告も当たり前のようになっている」と恐怖政治下の生活を嘆き、「米軍が政権を倒してくれるのを待ち望んでいる」と小声で話したという。「我々の生活の現状や本当の声を海外に伝えてほしい」という声も多かった。
こうした生活ぶりや声を収めた数本のビデオテープは、ヨルダン国境でイラクの入管職員に見つかった。ところが、職員は押収せずに出国を許可。ジョセフさんは、「これは『小さな反乱』だったのではないか。こうした動きが今後、どんどんと拡大していく気がする」と話した。
国境には、開戦後、出稼ぎしていた外国人労働者やイラク人たちが詰めかけ、続々とヨルダン国境の難民キャンプになだれ込んでいるという。
2003 年 3月 21日
http://news.msn.co.jp/articles/snews.asp?w=421872