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【パリ20日共同】スペインからの報道によると、同国のアスナール首相は米軍のイラク攻撃を受けて20日、国民向けに演説し「スペインは全面的な責任感から、国際的な合法性の回復を支持する」と述べ、米国支持の考えをあらためて表明した。
しかし、パラシオ外相は同日の閣議前にテレビとの会見で、戦争開始に「大きなフラストレーションを感じる」と述べ、戦争への違和感を明らかにした。外相は閣僚ながら、米英との3国首脳会談で対イラク最後通告に同意したアスナール首相と距離を置き、武力行使によらずにイラクの武装解除を達成することが可能との考えを持っていたという。