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(回答先: 厚生労働省:新型肺炎、台湾帰国者にも外出自粛要請 −讀賣新聞 投稿者 怪傑 日時 2003 年 5 月 07 日 20:36:36)
新型肺炎の重症急性呼吸器症候群(SARS)対策で、厚生労働省は7日までに、新型コロナウイルスの検査対象を、感染地域から帰国後に発熱やせきなどの症状が出た「疑い例」の人まで広げる方針を固めた。8日の対策専門委員会の意見を聴いて最終的に決める。また、感染者が増加している台湾からの帰国者らに対しても、香港や中国全土からの帰国者らと同様に、10日間は人と会うのを最小限に控えるよう要請することを決めた。
今回の措置は、世界保健機関(WHO)が症例の定義を改め、「疑い例」でも新型コロナウイルスの検査で陽性となった場合は、肺炎が確認されて個室入院が必要な「可能性例」とみなす、としたことを受けた。WHOは、SARSが肺炎を発症していなくても、ほかの人へ感染させる可能性を指摘している。
これまで「疑い例」は入院の必要はなく、自宅で経過を見守ることになっていたが、これで疑わしい症状の人がすべて検査対象となる。
具体的には、のどの粘膜や尿など複数の検体の提供を任意で求め、まず都道府県などの地方衛生研究所で検査する。その後、国立感染症研究所で確認の検査をすることになる。新型コロナウイルスの遺伝子検査は現段階の技術では、感染を見逃す危険があり、WHOが複数の研究機関で確認することを求めているためだ。
一方、台湾からの帰国者らに対しては、人と会うのを控え、外出時にはマスクの着用を求める。台湾では6日現在、患者(可能性例を含む)116人、死者10人がWHOに報告されている。
(05/07 21:02)