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(回答先: 発病後10日でウイルス最大 新型肺炎の患者調査 [共同通信] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 5 月 01 日 23:27:34)
こんなのもあります。WEB上には少なかったので、豆本から引用です。
ヒトパルボウィルス
最初、アデノウィルスと共に増えるウィルスとして発見されたアデノ随伴ウィルス(AAV)に代表されるウィルスである。このウィルスは一本鎖DNAを含む正二十面体で、径16〜26nmの最小のDNAウィルスである。ウィルスDNAはプラス鎖とマイナス鎖がそれぞれ別のウィルス粒子に包み込まれている。AAVは単独で細胞に感染しても増殖して子孫ウィルスを作ることができないが、ある種のウィルスと同時に感染すると増殖できる。このような欠陥性ウィルスの増殖を介助するウィルスをヘルパーウィルス(介助ウィルス)とよぶ。つまり、AAVのヘルパーウィルスはアデノウィルスということである。ヒトパルボウィルスは単独で増殖できるが、他の性質がこれらのウィルスに似ているのでパルボウィルス科に分類されている。ヒトパルボウィルス(HPV-B19)は1975年に英国で発見され、小児の伝染性紅班病(第五病、リンゴホッペ病)の病原ウィルスである(→アデノウィルス)。
(出展)
「微生物学の言葉」
中谷林太郎・富山朔ニ 編著
講談社サイエンティク
AAVはベクターとして、有名なp53産生等付与なんかで注目されているみたいです。WEBではその話で持ちきりです。。。
。。。SARSは、どうも悪質に潜伏するんじゃないかと心配です。