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(回答先: 漁業生産量減少、43年ぶり600万トン割れ [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 25 日 22:55:10)
「魚食栄えて、漁業滅ぶ」というのが、漁業従事者の率直な感想だそうです。消費者のグルメ嗜好で、特定の魚種は高値で取引される反面、それ以外の魚の値は低迷、漁獲に対し、コスト割れが懸念され、人気が集中する魚種についても資源が枯渇気味で、魚体が小さく、こちらでも価格が下がってきているそうです。
また、漁業従事者、及び漁船の減少は続いていますが、それでも漁獲高の大きな落ち込みが起こらなかった背景には、漁船の高出力化、魚群探知機の高性能化、撒き餌の大量化等の漁業の効率化があったそうですが、それらはコストの上昇を余儀なくし、漁業従事者の利益率を圧迫しています。
魚種に関しても、これまで多く水揚げされていた鰯が減少しているそうですが、鰯の漁獲は鯵と反比例の関係にあり、鯵の個体数は増えているそうです。しかし、これまでの流れから、鰯を有効に利用するラインは確立されていますが、鯵については確立されておらず、鯵の現金化がうまくいかない事も、漁業生産量の減少に繋がっていると考えられます。
皆さん、もっと安値の魚を食べましょう、という私も魚料理は苦手です...。