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(回答先: 人工削減時限爆弾【汚染されたポリオワクチン、40年の遺産】 投稿者 HAARP 日時 2003 年 3 月 21 日 20:41:02)
2001/1/24版 NEWSWEEK 忍び寄るパラサイトの恐怖
微生物 心臓病や癌の『真の原因』は体内に潜む寄生生物だった?
進化論に基づく大胆な新説が登場
1880年代には、結核は鬱状態、室内の換気不足、栄養不良、家系的素因といった危険因子がからみ合って起きると考えられていた。 1980年代になっても、胃潰瘍や十二指腸潰瘍はストレス、喫煙、アルコール、遺伝などの危険因子が複合的に結びついて発症する病気だと説明されていた。
現在では、結核も潰瘍も特定の微生物によって引き起こされる感染症であり、抗菌薬で治療できることがわかっている。 それでも癌、心臓病、精神病、アルツハイマーといった主要な疾病については、相変わらず『複合要因説』が幅を利かせているようだ。
アマースト大学の生物学者ポール・イーウォルドの『疫病の時代』Plague Timeは、そんな現状に一石を投じる興味深い新著だ。 遺伝や生活習慣の影響も見逃せないが、こうした病気の主因はウィールスや細菌などの寄生生物だと、イーウォルドは主張している。
イーウォルドはウィールス学ではなく、進化論の研究者だ。 これまでにも、従来とまったく違う枠組みから感染症をとらえ直す大胆な仮説を提唱してきた。
それによると、微生物は生き残る確率が最も高い特性を身につけているらしい。 たとえば風邪のウィールスの致死性が低いのは、宿主に動き回ってもらわないと困るからだ(宿主が衰弱して動けないと、ほかの人間に感染するチャンスが生まれない)。
一方、宿主から離れても生き残れる寄生生物は、宿主の健康に配慮する必要がない。 みしろマラリア原虫にとっては、重体の宿主のほうが好都合だ。 動けない宿主は蚊に刺されやすく、それだけ感染が広がるチャンスも大きくなる。
宿主の体を巧みに利用
『疫病の時代』も、この理論の延長線上にある著作だ。 種の保存を妨げる遺伝子は徐々に自然淘汰されるので、心臓病や精神病、癌、自己免疫疾患の遺伝的要因がそれほど大きいはずはないと、イーウォルドは主張する。 これに対して巧みな宿主の利用術を身につけた寄生生物は、生き残る可能性が最も高いと言う。
もし心臓の細胞になりすました連鎖球菌を、免疫系が見つけたとしたら? 侵入者に対する免疫系の攻撃によって、心臓の組織そのものまで破壊されかねない。
この理論を一笑に付す専門家もいるだろうが、最近の研究成果はイーウォルドの正しさを裏付けているようにみえる。 子宮頚癌と性行為感染症の関係についての研究もその一つだ。
疫学者は100年以上前から、活発な性行為と子宮頚癌との関連に頭を悩ませてきた。 だが過去一五年間の研究で、性行為を通じて感染するヒト乳頭腫ウィールス(HPV)が、子宮頸部の腫瘍の九三%で見つかっている。 HPVが正常な細胞分裂を阻害するために利用するタンパク質も特定された。
明確な結論はまだ出ていないが、小児期における連鎖球菌の感染と、強迫神経症やトゥーレット症候群との関連を示唆する研究もある。 マウスの乳癌ウィールスの痕跡が、ヒトの乳癌で見つかった例もある。 日本とドイツの研究では。馬や羊の脳を冒すボルナウィールスと、精神分裂症や躁鬱病との関連が指摘されている。
呼吸器に感染する肺炎クラミジアが、冠動脈疾患に原因である可能性を示唆する証拠も増える一方だ。 一九八八年以降、冠動脈疾患患者の詰まった血管からは、この微生物が続々と検出されている。
過去の誤りを繰り返すな
ウサギを使った実験では、クラミジア感染による動脈疾患の発症が確認された。 抗生物質で病状の進行を遅らせる治療のヒントらしきものも見つかっている。
こうした関係が立証されれば、二一世紀の医学は一変するだろう。 だが問題は、この新説が受け入れられるかどうかだ。 『(学会の主流は)既成の学説にこだわりがちだ』と、イーウォルドは言う。
真犯人がわかった?
下の病気は、ウィールスや細菌などの微生物が引き起こしている可能性がある。
●冠動脈疾患 肺炎クラミジア、ポルフィロモナス・ジンジバリス菌、サイトメガロウィールス
●子宮頚癌 ヒト乳頭腫ウィールス(HPV)
●肝臓癌 B型肝炎ウィールス、C型肝炎ウィールス
●乳癌 エブスタイン・バー・ウィールス、マウス乳癌ウィールス
●アルツハイマー病 肺炎クラミジア
一七九七年、エドワード・ジェンナーが発明した種痘法を、英王立協会は『従来の知見から大きく逸脱している』と一蹴した。 一八五〇年代、産褥熱の原因が医師の不潔な手にあることを突き止めたイグナーツ・ゼンメルワイスは、ウィーン大学を追われた。
オーストラリアの研究者バリー・マーシャルも同じ目にあった。 マーシャルが潰瘍は感染症だと発表したのは一九八三年。 だが、九〇年にタブロイド紙が大々的に報道するまで、研究者は誰も相手にしなかった。
今回はもっと迅速な反応を望みたい。
ジェフリー・カウリー(本誌医学担当)
以上、マー坊のがらくたおもちゃ箱 http://home.catv.ne.jp/kk/mkase/news-04.htm
あと Poular Science 2001 06 から補足します。ポール・エワルドの主張
「因果関係が立証できないからといって、それだけでデータを無視していいことにはならない。」
「ガンや心臓病、果ては精神分裂症や強迫神経症にいたるまで、あらゆる病気の主な原因が遺伝子の欠陥だとするなら、あまりにもその数が多すぎる。そういう遺伝子をもつ人は、自然淘汰の結果、はるか昔にいなくなっているはず。」
「100年以上も前から、売春婦に子宮頚ガンが多いことは解かっていた。陰茎ガンの男性と子宮頚ガンの男性というカップルもいたぐらいだ。けれど、1世紀もあとに微生物が特定されるまで、感染が原因であると言う説は受け入れられなかった。」
「生殖年齢を過ぎてもなお生き長らえると言うことも淘汰のプロセスの中で意味を持ちうる。なぜなら、高齢者は子や孫の世代に暮らしの世話や知恵を与える役目を果たしているからだ。そのため、祖父母のいない子供は、祖父母のいる子供よりも適応度が低いと考えられる。何世代も経る内に祖父母のいない子供は、いる子供より少数派となるはずだ。」
彼は学会の異端児であるらしい。しかし、彼の主張が主流となる日も近いかもしれない。病気と微生物の因果関係が立証されたものと可能性があるものを載せておきます。
病名 微生物 立証性
白血病 ヒトT細胞白血病ウイルス1型 ○
子宮頚ガン ヒト乳頭腫ウイルス ○
カポジ肉腫 ヒトヘルペスウイルス8型 ○
肝臓癌 B型肝炎ウィールス、C型肝炎ウィールス ○
リンパ腫 EBウイルス ○
胃ガン ヘリコバクター・ピロリ菌 ○
乳癌 エブスタイン・バー・ウィールス、マウス乳癌ウィールス ?
心臓病、アルツハイマー 肺炎クラジミア、サイトメガロウイルス、ヒトヘルペスウイルス5型 ?
ポルフィロモナス、ジンジバリス菌(歯周病病原菌の一つ) ?
精神分裂病 ボルナ病ウイルス ?
多発性硬化症 ヒトヘルペスウイルス6型、EBウイルス、肺炎クラジミア ?
筋萎縮性側索硬化症 ピコルナウイルス ?
肥満 アデノウイルス36型 ?
あんまり不特定多数の人と大人のお遊びをすると、将来あなたとあなたのパートナーの命に関わる病気を被る可能性があるよ。たった1回の交渉でもその相手がハイレベルのウイルス、病原菌コレクターだったら、その時からあなたもレベルレッドのキャリアーとなっちゃいます。性病にならなきゃいいや、じゃ将来、悲しい思いをするかもよ。