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5月28日(ブルームバーグ):金相場が7年ぶりに1オンス=400ドル台を突破する可能性がでてきた。株式や債券よりも高い収益が期待されているうえ、海外投資家の間では、米ドル安の影響で金相場に割安感が浮上しているためだ。
ファースト・イーグル・ゴールド・ファンドのイビラード氏は「金相場は新たな強気相場の初期の段階にある」と指摘する。同ファンドは金相場が昨年 25%高と、1970年代以来最大の上げを演じたことから、運用資産は2倍以上に拡大した。
ニューヨーク金相場先物は4月に4カ月ぶりの水準に低下した後、15%上昇し27日は367.80ドルで終了。一方ドルの対ユーロ相場は同日、一時過去最安値を更新し、過去1年間の下落率は22%に達した。こうしたドル安が有力投資家ジョージ・ソロス氏などの投機筋による金購入を促している。
また、米国債よりも金への投資を選好している投資家もいる。米国債利回りは45年ぶりの低水準付近で推移しており、米国債に投資していた欧州投資家はドル安のあおりで損失を被っている。米景気が加速しないなか、米連邦準備制度がインフレ率の持続的な低下見通しを示したことは、3年連続で下落した米株式相場が再び低迷する可能性を示すシグナルとの見方もある。
金相場先物は、イラク戦争で金融市場が動揺、資金の避難先としての金の需要が高まるとの憶測から2月に6年ぶりの高値である390.80ドルを付けていた。ただイラクのフセイン大統領が失脚したのを受け、4月8日には一時319.80 ドルに下落した。
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Last Updated: May 28, 2003 01:28 EDT
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000003&sid=ab1CeBJcHEcA&refer=top_kaigai